ボロ屋に住んでいる松本ミゾレである。昨年末から窓枠のトラブルに見舞われ、改修工事に明け暮れていたが、一段落ついたと思ったら今度はコーキングの不具合で水漏れが発生して、寒い時期なのにカビに悩まされている。
さらに玄関のドアが工事後から簡単には開かなくなり、毎回外出のたびに旧ザクのタックルみたいな体勢でドアを無理やり開けている始末。どちらも業者の対応中だけど、マジで勘弁してほしい。
近隣に「ちょっと数日うるさいけど、勘弁してね」なんて言いながらタオルを配って回るのもしんどい。でも、そういう事前の説明をしないとご近所トラブルにも繋がってしまうからなぁ。どうしたってこれは、欠かせない作業なのだ。
さて、日本ぐらい住宅が密集していると、自分はその気がなくても、他人さまに迷惑を掛けてしまうということがあるものだ。子供の鳴き声、家族団らんで上がる笑い声といった当たり前に発するようなものですら、人によっては騒音に感じてしまうことはあるので、十分注意しなければならない。具体的には防音、消音のためにお金を使うなどね。
でも、世の中にはご近所の人々に全く配慮がない人もいる。今回は、そういう人たちに悩まされる人々の怨嗟の声を紹介したい。(文:松本ミゾレ)
「近所の人が自分の家から離れたところでタバコ吸うんだけど……」
先日、ガールズちゃんねるに「近所トラブルに悩む人集まれ」なるトピックが立っていた。せっかくなので、ちょろっと紹介させていただきたい。
「となりにBBQするご近所さんがいる。個人の土地なら分かるよ、でもさ隣近所は迷惑なんよ」
「朝から猫の鳴き声ウゼー隣人。少し黙らせろやって思う」
「近所の人が自分の家から離れたところでタバコ吸うんだけどその風がうちに吹いてきてトイレの換気扇越しに入ってくる」
最初に猫についての不満を見て感じたことを僕なりにつらつらと。我が家は現在、猫が4頭いるが、たしかにうるさい猫はうるさい。なので近所にその声が漏れないように、防音には気とカネを使った。窓を二重にするとか、そういうレベルだけど。やっぱり飼い主は責任持って気遣いしないと駄目なんだろうな、と思ったもので。それに、自分のペットが近隣から迷惑な存在だとは、思われたくないし……。
でも、世間には散歩させた犬のフンを拾わないバカ飼い主が結構いるよね。ああいう人って何考えてるんだろうか。ペットは第一に近所への迷惑にならないように、注意して大切に育てたいよね。
BBQも喫煙も、近所迷惑以外の何物でもない時代です!
ガルちゃんではBBQと喫煙についてのご近所トラブルも目立った。たとえばBBQの場合、他にも「隣の人が夏になると何度か庭BBQする。ハズレの日は洗濯物臭くなるから洗い直し。苦情入れたいけど報復怖いから出来ない」なんて意見が。
そうそう。BBQやるような家って、なんか輩みたいなのがいるイメージが強いので、クレームを入れにくいんだよね。いわゆる道路族と同じような属性にカテゴライズされちゃってるというか。下手に文句を言ったら大声で「はあ!?」って言われるような、そんな悪い印象があるのだ。
もっとも、普通に考えたら近隣の迷惑を思うと手狭な住宅地でBBQなんかやろうなんて思えないはずなので、あんなことをやる時点でやっぱりどこかしら、普通の人とは考え方が違うんだろうなぁ。
何年か前には、大勢でBBQしていたら近隣住民に刺されちゃった人もいたけど、やっぱり度が過ぎた規模のBBQはいろんなトラブルを招いちゃうということなんでしょう。やるなら人のいない場所で大いに楽しみたい!
あと、タバコ。これも嫌がる人は多かった。
「引っ越してきた隣が喫煙者家族だった。代わりばんこで1日中吸ってて地獄です」とか「マンションの隣の人がホタル族。ベランダの私の部屋側の隅っこにイス置いて吸っててかなり煙たい。赤ちゃんいるのに換気もできない。ちなみにホタル族の家にも赤ちゃんがいる」
今は何かと喫煙者が目の敵にされる時代になっているけど、やっぱり嫌われるには嫌われるだけの理由はあるもので。
僕は喫煙者にはあんまり神経質ではない立場だけど、可哀想と思う反面、嫌われても仕方がない側面をお持ちの喫煙者って実際いるので、余計に肩身が狭くなってるんだろうなぁと感じる。いい喫煙者って目立たないけど、悪い喫煙者って鬼目立ちするもんね。
家って落ち着くための場所だから、そこに外部からの嫌な影響なんかあってほしくない。だからことさらに敏感になってそんな要素を除外したがるわけだ。そしてそういう人たちは別におかしくないと個人的には思う。お互い気を使いたいものだ。