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JR貨物、安治川口駅の新事務所完成 - 高層化、太陽光パネルも導入

2023年04月06日 19:41  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR貨物は6日、利用者の利便性向上と災害時の対応力強化を推進し、物流生産性の向上、職場環境の改善を図るために取り組んでいる「貨物駅等のグランドデザイン」プロジェクトとして、2020年度の東福山駅に続く2番目の新しい駅事務所を桜島線安治川口駅に建築し、3月30日に竣工したと発表した。


新しい駅事務所は大阪府大阪市此花区島屋6丁目に所在し、延床面積約1,500平方メートルの鉄骨造4階建て。駅構内にて土地・建物を賃貸している事業者の事務所を合築して高層化したことにより、各種物流機能に活用可能な用地の生み出しが可能となった。



おもな設備として、駅事務室、信号取扱所、テナント事務所、太陽光発電設備、多目的トイレなど設置。スロープ等のバリアフリー化、ハザードマップによる浸水対策も施されている。

安治川口駅の新しい駅事務所はバリアフリー化とダイバーシティに配慮した設備を有するほか、JR貨物グループが社会に提供する4つの価値のうち、「グリーン社会の実現」に寄与するものとして、屋上に太陽光パネルを配した。これにより、駅事務所で利用する電力の一部を再生可能エネルギーで賄うとしている。(木下健児)