自分の思い込みだけでデリカシーのない質問をしてくる面接官もいる。宮城県に住む30代前半の女性（その他／パート・アルバイト／年収250万円）は新卒就活で体験した「面接での信じられないエピソード」を明かした。（文：谷城ヤエ）
「何度もしつこく家族を理由にしたマイナスな質問が続きうんざり」
女性は学生時代、就職活動で「自分の出身県ではない地方銀行の面接」を受けた。その際、「出身県での就職にこだわりはない旨は説明済みだった」が、
「地元じゃないところで働くと家族が心配するんじゃない？あなたが良くても家族がどう思うかね？家族を残して他県で働くことに罪悪感はないの？家族を不安にさせている自覚ある？など何度もしつこく家族を理由にしたマイナスな質問が続きうんざりした」
事前に説明したにもかかわらず家族のことを延々と聞かれた女性。面接官は地元になにかこだわりがあったのかもしれないが、そこまでとやかく言われる筋合いはないだろう。しつこさに我慢の限界が来たようで
「そうですね！御社に就職できても私も家族も今後が不安になると思いますので失礼致します！」
と言い、面接を切り上げて帰ってきたという。「学生の分際でと思われる方もいらっしゃると思いますし私もそう思いますが（笑）一言物申せてスッキリしました」と清々した様子で綴った。
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