3月31日、2023年MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、アプリリア・レーシングのアレイシ・エスパルガロは総合1番手、マーベリック・ビニャーレスは総合2番手で終えている。
前戦の第1戦ポルトガルGPで2位表彰台を獲得したビニャーレスが、午前のP1から好調な走り出しを見せ、終盤には1分39秒207のトップタイムをマーク。さらにアレイシ・エスパルガロが1分39秒491で2番手に滑り込んだ。
P2でも引き続き好調な走りを見せるふたりは、セッション残り3分を切ったあたりで、今度はアレイシ・エスパルガロが1分38秒518をマークしてトップに立つ。さらに続いてP1トップのビニャーレスが0.162秒差で2番手に続き、順位が入れ替わることとなったが、アプリリア勢がワン・ツーを独占する初日となった。
■アレイシ・エスパルガロ(P1:2番手、P2:1番手)
「ここに来る前、誰もが昨年のように速くなると言っていたけど、コース上でそれを証明しなければならないと確信していた。リスクとしては、自分たちが先に行っていた可能性があることで、それは過去にもあったことなので、今日は少しずつ自分のペースを見つけようとした。それが功を奏したようだ。いいペースで周回を重ね、いざフライングラップのためのスピードを見つけようとしたら、それができた」
■マーベリック・ビニャーレス(P1:1番手、P2:2番手)
「明らかにポジティブな1日だった。まだ少しペースを上げる必要があるけど、全体的には満足している。ペースはすでに良くなっているようだし、まだ改善の余地があるとわかっているので、自信を持っている」
「あとは座って、今日集めたデータを冷静に分析する必要がある。明日はどんなことができるのか、コースに戻るのが待ち遠しいよ」