3月31日、2023年MotoGP第2戦アルゼンチンGP MotoGPクラス初日のプラクティス1、2がアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのフランコ・モルビデリは総合9番手、ファビオ・クアルタラロは総合14番手となった。
モルビデリは、P1では何度もファステストタイムを更新し、何度かトップに立つ場面も見られた。午後のP2でも、安定したタイムをマークしてトップから0.562秒差の9番手で終え、Q2進出を決めた。一方のクアルタラロはP1、2ともに苦戦を強いられ、初日は下位に沈む結果となり、ダイレクトでのQ2進出を逃している。
■フランコ・モルビデリ(P1:8番手、P2:9番手)
「好調な金曜日だったよ。すでに良いフィーリングをつかんでいて、明日以降に向けて少しずつマシンを改善し始めている。今日一日のなかでも進化があったことはとても良かったと思っている。もちろん、さらにハードワークを続けなければならない箇所もいくつかあるけれど、今までのところは非常にポジティブなスタートとなっている。明日の予選で1列目か2列目を獲得できればうれしいよ」
■ファビオ・クアルタラロ(P1:15番手、P2:14番手)
「フィーリングはそれほど悪くないけれど、改善が必要な部分がたくさんある。コーナースピードとドライブが十分でなく、とくにコーナースピードが最大の問題だね。マシンについて大きく変更したところはなく、なぜこのようなことが起きているのかを分析と検討をしなければならない。明日までに原因を把握したいと思っている。去年はここで、いいペースでレースができたので、今年ももっとうまくやれると期待していたんだけれどね」