4月1日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦もてぎのJSB1000クラス予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が1分47秒338でレース1のポールを獲得した。セカンドベストも岡本が1分47秒670を出し、レース2のポールを獲得。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)はベストタイム、セカンドベストタイムともに2番手で予選を終えている。
全日本ロードレース選手権開幕戦もてぎJSB1000クラス予選は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)が制した。今季からバイオ燃料を使用。新たな時代の幕開けを感じさせる。さらに昨年はケガでまともな戦いができなかったホンダのエース、名越哲平(SDG Honda Racing)が復調するとともに、BSBからは水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)が復帰。加えて、亀井雄大(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)が移籍によってレースに専念できる環境を整えるなど、話題が豊富の2023シーズンが開幕した。ディフェンディングチャンピオン中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)にとっては戦いがいのあるシーズンが展開されそうな予感をさせる。
■岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)JSB1000 レース1、レース2:ポールポジション 「自分が思っていたよりいいタイムが出せました。僕はまだコンディションで左右されてしまうのですが、中須賀選手はどんなコンディションでも速くて引き出しも多いです。今回の予選は、いいコンディションだったおかげでうまくタイムが出せました」