有名企業では、膨大な数の志望者の中から優秀な人材を選別するため、入社試験時に「筆記→一次面接→二次面接…」と、いくつものプロセスが設けられるものだ。しかし中には、最初の面接でいきなり内定を勝ち取るケースもあるようだ。(文:KZ)
「なぜ自分は採用してもらえたのか?」と尋ねると…
長野県に住む30代前半の男性(その他/正社員・職員/年収550万円)は、転職活動時に「地元ではそこそこ大きな有名企業」に応募した。応募職種は完全異業種で、業務内容はもちろん未経験。業務上活かせる資格もなく、おまけに理系の仕事なのに文系出身。スペック的に見れば、内定は厳しそうだ。
おまけに、求人票には「書類選考→筆記試験→一次面接→二次面接→最終面接→内定」と書かれており、有名企業だけあって道のりは険しい。しかし、
「いざ書類が通って会社に行くと筆記試験なしでいきなり面接→内定をもらいました」
なんと4つもハードルを飛ばしてのスピード合格となった。
現在もその会社に勤務し、入社8年目を迎えているという男性。入社後、たまたま当時の面接官と話をする機会があり、「なぜ自分は採用してもらえたのか?」と尋ねると、
「若くてハキハキ話してたから、もうこの子でいいかなと思って(笑)」
との答えが返ってきたそうだ。男性は「『マジか…』と思いましたね。 おかげさまで生活も安定してるので、なんか本当にラッキーだったんだなと思いました」と綴っている。
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