友人の裏の顔を知り、引いてしまった経験はあるだろうか。沖縄県在住で40代前半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)は、かつての友人に対し、
「小学校からの友人だと思っていたのは私だけだった。たびたび『騙されやすいんだね』と周囲が教えてくれてはいたけど、まさか彼女がこんなに私を騙しているのだとは思ってもいなかった」
と憤る。一体何があったのか。(文:福岡ちはや)
「彼女が親から買ってもらったというカバン」だったが……
女性いわく、なんとその友人は「小学校から万引き常習犯」だったのだ。
「お金持ちの彼女の家は、高校生のときからスマホも新機種の機種変ばかり。美容室も月数回など普段から羽振りが良かった。そんなある日、彼女が親から買ってもらったというカバンを『5000円で買わないか』と言ってきた。欲しかったカバンだったので喜んで彼女から購入」
「でも(彼女は)2回ほど『お金を返すから返して』と言ってきた。私は拒否。そのまま30歳まで大事に使った。でも、多分あれは万引きしたカバン。そうなんだとやっと自分で気付いたときには35歳を過ぎていた」
どうやってその事実を女性が知ったのかは書かれていないが、万引き疑惑のあるカバンを長年愛用してきたショックと罪悪感は計り知れない。
もうその友人には関わりたくないというのが女性の本音だろう。しかしその後、その友人は女性に自分の結婚披露宴での友人代表挨拶を頼んできたという。
「一度は断ったが、10年前の私の披露宴でやってもらった手前、泣きながら頼まれ(彼女の常套手段)、仕方なく引き受けた」
「彼女の披露宴の友人挨拶が手切れだと思い、泣きながら挨拶を完璧に済ませた」
と表向きはそつなくこなしたことを語る。
やっかいなことに、女性はその友人と顔が似ており、結婚披露宴では「『新婦さんかと思った』と驚かれるほど」だったそうだ。だが、女性としては万引き犯と同類と思われたくないという思いがあるのだろう、
「ここで、はっきり言わせてください。私は人生で一度たりとも万引きなんかしたことありません!」
「これから新たな友人に出会いたいですが、完全に人間不信です。田舎なこともあり、(地元の人は)私とよく似た彼女と間違わないで欲しいと願うばかりです」
と胸中を吐露していた。
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