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三浦愛と小山美姫が『スーパーフォーミュラアンバサダー』に就任

2023年03月28日 13:40  AUTOSPORT web

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『スーパーフォーミュラアンバサダー』に就任した三浦愛と小山美姫
 3月28日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は、現役女性ドライバーの三浦愛と小山美姫が、『スーパーフォーミュラアンバサダー』に就任することを発表した。

 今回の『スーパーフォーミュラアンバサダー』就任発表にあたり、JRPは「モータースポーツは性別や年齢、国籍を超えて、あらゆる方々が一緒に楽しむことができるスポーツのひとつと言われていますが、一方で現在の国内モータースポーツ業界はまだダイバーシティと言える状況ではなく、もっと女性の活躍や、さまざまな国のドライバーがチャレンジできるよう、取り組んでいく必要があります」とその意図を説明する。

『スーパーフォーミュラアンバサダー』に就任した三浦と小山は、国内女性ドライバーではトップクラスの実績を持ち、結果を残してきた。このふたりの起用については、「JRPとして、女性ドライバーがより広く認知され、子供たちから憧れの存在となってもらえるよう、両選手に積極的に活動の場を提供してまいります」とJRP。

 具体的には、スーパーフォーミュラ公式WEBサイト、SNS、YouTube等を通じて、スーパーフォーミュラのレース中やその他の期間に、三浦と小山の視点や考え方を交えたさまざまな発信を実施。従来とは異なるアプローチで、幅広い人にモータースポーツの魅力を伝えていくとしている。

「昨年まではピットリポーターとして、そして今年はアンバサダーとしてスーパーフォーミュラに携われることをとても嬉しく思います」と三浦。

「自身のレーシングチームを立ち上げた今、ドライバーとしてはもちろん、さまざまな目線でモータースポーツの魅力をお伝えしていきたいです。そして、皆様とともにモータースポーツをもっともっと盛り上げていきたいです。今シーズンもよろしくお願いします!」

 そして、2022年はフォーミュラ・リージョナル・ジャパン(FRJ)に参戦し、FIA公認の男女混合シングルシーター選手権で史上初の女性チャンピオンを獲得した小山は、「スーパーフォーミュラアンバサダーに任命して頂き嬉しく思います。モータースポーツでしか味わえない感動や、スーパーフォーミュラの魅力を多くの方に伝えていきたいです」

「それと並行して、ドライバーとして今頂いた環境を充実させ、最終的には日本のトップカテゴリーであるスーパーフォーミュラを目指します。影響力のある存在になれるよう、自分自身の向上を目指しながら、シリーズの認知度に貢献し、盛り上げのお手伝いが出来るよう頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 2023年シーズンの第1戦&第2戦は、4月8~9日に富士スピードウェイで開催される。『スーパーフォーミュラアンバサダー』に就任したふたりがどのような活躍を見せるだろうかも、コース上で繰り広げられる新車『SF23』による国内トップフォーミュラのハイレベルな戦いとともに、大きな楽しみとなるに違いない。