仲の良い間柄だからといって、何でもしていいわけではない。身勝手な行動や態度によって、関係にヒビが入ることもある。キャリコネニュースには、「友人と絶縁」したことがある読者から体験談が寄せられているが、今回は北海道の30代女性(医療・福祉・介護/年収100万円)のエピソードを紹介する。(文:コティマム)
バスが出る2時間前に「ギックリ腰になった」
女性は、友人A・友人Bと3人で仲の良い関係を築いていた。今から約5年前までは、3人で「毎年のように地元から高速バスに乗り、好きなアーティストのライブへ行っていました」と振り返るほど、仲が良かったという。しかし女性は、友人Bと絶縁した。きっかけは、3人でライブに向かう際の出来事だった。
「友人Bからバスが出発する2時間前に連絡があり、『ギックリ腰になったため行けない』とのことでした。私ともう1人の友人Aでバスのキャンセルやホテルの予約変更と慌ただしく動き回り、2人でしたがライブも楽しく見ることが出来ました。その半年後、私以外の2人で違うアーティストのライブへ行く予定が立ち、友人Aはとても楽しみにしていました。しかし、友人Bがまたもやキャンセル。友人Aが飛行機やホテル、さらにはチケット代まで立て替えており、チケットの譲り先や予約の変更でてんやわんや……」
立て続けにライブをキャンセルした友人B。一人でキャンセルや立て替えなどの対応に追われた友人Aだったが、「あろうことかその後、友人Bと音信不通になりました」と、連絡がつかなくなってしまったという。
「私は友人Bの話していた事が全部嘘だったのではないかと思い不信に。友人Aは友人Bと保育園時代からの付き合いがあったため、1年程してやっと連絡が取れるようになり、立て替えの返金が少しずつあったようです」
この様子を見ていた女性は、「古い付き合いの友人Aに酷いことをした友人Bに会う気にはなれません」と、友人Bとは距離を置いている。
「私に子どもが産まれてからも仲良くしてくれている友人Aを大切にしたいと思います」
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