東京から遠い地方で暮らしていた人は、上京して気候の違いに戸惑うことがある。北海道出身の女性（東京都／60代前半／事務・管理／年収500万円）は、「雪」と「傘」の関係について、北海道との習慣の違いを明かした。（文：永本かおり）
「北海道では雪の日に傘をさすことはありません」
女性は、「東京に出てきて驚いたこと」をこう綴った。
「39年前のことです。北海道から出てきた私が一番驚いたのは、雪が降っている日に、皆傘をさしていることでした」
雪の日に傘をさすのは関東地方では当たり前の習慣だが、
「北海道では雪の日に傘をさすことはありません」
と違いを明かす。そのため上京した当初は「傘をささずに道を歩いて」いたという。しかし女性はやがて「傘をさす理由」に気付いたそうで、こんな風に書いていた。
「（東京では）気温が高いため、雪がすぐに溶けて服が濡れてしまうのです。なるほどと思いそれ以来、雪の日は傘をさしています」
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