3月25~26日に静岡県の富士スピードウェイで開催されているスーパーGT公式テストで、1日目のトップタイムを記録したのは、“待望の”ウエットコンディションのなかで走行を重ねたStudie BMW M4だった。ただ、ドライバーの荒聖治は、コンディションに合わせたタイヤチョイスの難しさを語っている。
2023年はエースの荒聖治のパートナーとして、ブルーノ・スペングラーと柳田真孝を起用して臨むBMW Team Studie x CRS。岡山公式テストではスペングラーが初のスーパーGTテストに参加し、今回の富士はスペングラーに代わって柳田が荒とともに、フルカラーリングされたStudie BMW M4をドライブした。
そんなBMW Team Studie x CRSは、2022年から継続してミシュランタイヤを使用するが、昨年から狙っていたのがウエットコンディション。雨中のレースとなった2022年第6戦でも上位争いをみせたように、チームはミシュランのウエットパフォーマンスに大きな自信をみせていた。