電車で寝るときは要注意だが、身体が勝手に熟睡してしまうときもある。投稿を寄せた東京都に住む20代前半の男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は
「その時は連続の徹夜と部活動の疲労がピークに達していました」
と当時の状況を話す。(文:谷城ヤエ)
自宅の最寄り駅から「100キロ以上先の山梨県まで来てしまった」
男性は高校生の時、JR中央線を使って通学していた。
「学校帰り、乗車時(中野)では席が空いておらず、立ったまま立川に到着。向かい側に止まってた普通列車を見ると席が空いており、また乗ってたのが青梅線に直通する電車だったのもあって無意識に普通列車に乗りかえ」
疲れもあり、「ボックスシートに身を預けて発車前に寝て」しまった男性。
「気がつくと周りの景色に違和感を覚え、アナウンスを聞いてみると『次は石和温泉です』」
「目的地(自宅がある八王子で降りる予定だった)の100キロ以上先の山梨県まで来てしまったことを察して声が出なくなりました」
まさかの状況に男性もびっくり。当時「アルバイトもしてなかったので特急料金が払えず」、特急に乗ることは断念したそう。
「ひたすら普通列車で元きた道を戻ってきて最寄りに着いた時は既に終電も近い時間になってました」
無事家にたどり着いたが、
「迎えに来てくれた両親からは、高尾行き(目的地の2つ先が終点の電車で高頻度で走ってる)を待てばいいものを…と呆れられてしまいました笑」
と綴っていた。男性もこんな失敗は懲り懲りだろう。
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