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地方で生まれ育った20~30代の76.5%が「地元好き」 - 戻りたい人の割合は?

2023年03月24日 14:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
トラストバンクは3月22日、「地元愛に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月24日~28日、20歳~39歳の東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)以外の出身で、東京圏に住む916人を対象に行われたもの。


まず、地元が好きかを尋ねたところ、「非常に好き」「まあまあ好き」と答えたのは合わせて76.5%であった。都道府県別では、「非常に好き」と答えた人は北海道(12.1%)が最多となった。



地元に愛着を抱いている理由については、多い順に「家族がいるから」が65.6%、「思い出があるから」が41.4%、「住み慣れているから」が38.2%、「友人がいるから」が34.4%となっている。



将来、地元やその周辺に戻りたいかを尋ねると、戻りたい(「非常にそう思う」「ややそう思う」)と回答したのは37.3%であった。地元が「非常に好き」と答えた人に絞ると、69.4%の回答率となった。


地元に戻りたい理由は、「愛着があるため」が58.5%で最も多く、「頼れる人がいて安心するため」が39.1%で続いた。


何らかの形で、地元のために役に立ちたい・貢献したいと思うかを尋ねると、「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えたのは53.4%であった。地元が「非常に好き」と答えた人では、78.7%の回答率となっている。


ふるさと納税経験者は、全体の47.8%。ふるさと納税制度が、地方で生まれ育ち、のちに上京した人が遠く離れたふるさとに恩返しすることを想定して生まれたものである事についての認知度については、地元を「非常に好き」と答えた人では64.1%、地元が「非常に嫌い」と答えた人では18.2%となった。


地元へのふるさと納税での寄付経験や寄付意向を尋ねると、全体の77.7%が「寄付したことがある」「寄付したことはないが、してみたい」と回答した。


地元が「非常に好き」である人では、約半数がふるさと納税の寄付経験があり、未経験だが意向のある人と合わせると、約9割にのぼった。世代別では、Z世代(20~24歳)の90.6%が「寄付したことがある」「寄付したことはないが、してみたい」と答えている。



地元に寄付をした・してみたい理由については、多い順に「地元を応援したいから」(67.6%)、「地元のお礼の品が欲しかったから」(28.8%)、「家族や知人・友人が住んでいるから」(21.5%)、「地元での税金の使われ方を決められるから」(14.7%)となっている。(フォルサ)