ブラック企業に悩み、退職を決意する人は多い。キャリコネニュースに寄せられたブラック企業体験談に、群馬県の50代男性(サービス・販売・外食/年収300万円)からの悲痛な声が届いた。男性は、責任者として早出するよう促され頑張っていたが、手当は一切つかず
「自分が勝手に来ているだけだよな?」
と言われてしまったことを打ち明けた。(文:コティマム)
「8時30分から26時まで働いたが、『お疲れ様』のひとつも言わない人達ばかり」
男性は以前、「派遣会社で企業内の作業所責任者」をしていた。つまり現場の管理者だ。自身の仕事場所は「8時30分から」の勤務だったが、
「24時間稼働している工場で7時から一部帯の勤務が始まるため、『管理者として出た方がいい』というような話をされたので、朝5時過ぎに自宅を出て通っていた(通勤に1時間かかる為)」
1時間半も早く出社する生活を1年続けたが、辞める決断をした。理由は、早出残業対象のはずが一切手当を付けてもらえなかったからだ。
「『自分が勝手に来ているだけだよな?』と言われ、嫌になって辞めた。その前の現場でも『一定時間以上残業計上するな』と言われ、仕事途中にタイムカードを切ったり。台風時に災害抑止のため8時30分から26時まで働いたが、『お疲れ様』のひとつも言わない人達ばかりだった」
と劣悪な職場環境を振り返った。
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