仕事をしていると、「理不尽だな」と感じてしまう場面もある。大阪府の30代女性(事務・管理/年収200万円)から、残業をめぐり理不尽な思いをしたという体験エピソードが届いた。(文:コティマム)
30分の時間外をつけたところで、課長の手がとまり…
派遣社員としで働いて3か月ほど経った頃の月末、こんなことがあった。
「『請求書を作るのを手伝ってほしい』と派遣先の女性社員に頼まれたので、時間外で30分手伝うことにしました。子どもを学童に迎えに行く必要があったので30分だけにしました」
女性はその後、提出用の出勤管理用紙に課長の判子をもらいに行った。すると
「(課長は)30分の時間外をつけたところで手がとまりました。『請求書を作るのを手伝いました』と伝えると押印されました。課長の席から自席に戻ろうとすると、近くにいた別の社員から『なーにが残業だ』とその人の席の横を通り過ぎるときに言われ、それから請求書作りのための時間外をつけられなくなりました」
働いた時間を正しく申請しただけなのに、嫌味を言われてしまった女性。その後、女性の管理監督者が変わり、
「新しい管理監督者が『残業してるからつけてください』と言ってくれ、今は時間外をつけるようになりました」
と状況は改善された。それでも女性は、「今でもその時の事が思い出されて端数は切り捨ててますが」と、控えめに申請しているようだ。
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