気温が高くなってきて、お出かけ日和の春らしい陽気の日が多くなりましたね。春休みのこの時期、旅行を計画している人も多いのでは?
今回は都内から約1時間で行ける、神奈川・箱根で行きたい注目スポットをご紹介。魅力的なミュージアムが多く、1日でいくつも回りたくなっちゃうこと間違いなしですよ。
お出かけを検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
星の王子さまミュージアム世界中で愛されている、サン=テグジュペリの『星の王子さま』の世界観を堪能できる「星の王子さまミュージアム」。
1999年にオープンし、箱根の観光スポットとして人気を集めていましたが、2023年3月31日に閉園することが決定しています。
この春が、ミュージアムを訪れる最後のチャンス。「気になってはいたけれど、まだ足を運んだことがない」という人は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
展示ホールでは、写真や手紙などを通してサン=テグジュペリの生涯が紹介されているほか、『星の王子さま』が生まれた経緯やストーリーを展示。
「本当に大切なことは何か」、物語の深い部分を知ることができますよ。
ぜひ写真を撮ってほしいのが、ヨーロッパを思わせるロマンチックな建物の数々。海外気分を味わいながら、記念撮影も盛り上がること間違いなしです!
星の王子さまミュージアム 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909 開園時間:10:00~18:00(最終入場17:00) 料金:当日券 大人1600円、高校生・大学生・専門学生1100円 公式サイト:https://www.tbs.co.jp/l-prince/
箱根ガラスの森美術館煌びやかな雰囲気が好きな人には、「箱根ガラスの森美術館」がおすすめ。
日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館で、15~18世紀にヨーロッパ貴族を魅了したヴェネチアン・グラスのほか、19世紀後半の現代ヴェネチアン・グラスが多数展示されています。
細かな装飾が施された作品は、どれも魅力的で見入ってしまうほど。コンサートなどのイベントもたびたび開催されているので、タイミングが合ったらラッキーかも!
「箱根ガラスの森美術館」は、庭園の美しさも魅力の1つ。特に高さ約9m、全長約10m、約16万粒ものクリスタルガラスを使ったという、「光の回廊」は必見です!
キラキラと輝くアーチは、幻想的な風景を見せてくれますよ。
箱根ガラスの森美術館 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48 開館時間:10:00~17:30(最終入場:17:00) 料金:大人1800円、大高生1300円 公式サイト:https://www.hakone-garasunomori.jp/
彫刻の森美術館「彫刻の森美術館」は、1969年に開館した国内ではじめての野外美術館。難しいイメージのある彫刻作品ですが、屋外に展示された作品を散策気分で気軽に楽しむことができますよ。
7万㎡の敷地内には、約120点もの作品が展示されているのだとか。ピカソ館には、300を超える作品が公開されています。
中でも注目なのが、「幸せをよぶシンフォニー彫刻」。高さ18mの塔に、ステンドガラスが全面に敷き詰められています。
太陽の差し込み具合によって光が移ろい、変化していくところも魅力的なポイント。ぐるりと周りを見渡しながら、幻想的な世界観を余すことなく楽しんでくださいね。
彫刻の森美術館 住所:神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121 開館時間:9:00~17:00(最終入場:16:30) 料金:一般1600円、大学生・高校生1200円 公式サイト:https://www.hakone-oam.or.jp/
ポーラ美術館2002年に開館した「ポーラ美術館」には、印象派などの西洋画が多数展示されています。
“箱根の自然と美術の共生”をコンセプトに、箱根の森に溶け込むような建物を設計したり、作品を美しく鑑賞できるように独自に照明を開発したりと、美しい空間を作り上げているのだとか。
自然光が美しく差し込む、写真のエントランスはぜひ写真に収めてくださいね!
屋外に作られた遊歩道にも作品が展示されていて、自然と触れながらアートを楽しむことができますよ。
現在「ポーラ美術館」では、企画展「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」(7月2日まで)を開催中。
ステイホームで注目された“部屋”という空間にフォーカスを当て、19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家を取り上げています。
ようやく規制も緩和されはじめた今、改めて彼の“部屋”の表現に触れることで、感じるものがあるかもしれません。
ポーラ美術館 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285 開館時間:9:00~17:00(最終入場:16:30) 料金:大人1800円、大学・高校生1300円 公式サイト:https://www.polamuseum.or.jp/
箱根ラリック美術館内 オリエント急行次にご紹介するのは、箱根ラリック美術館の中にある「Orient Express(オリエント急行)」。ヨーロッパで実際に走っていた1929年製の「コート・ダジュール特急」車両の中で、優雅なティータイムを楽しめます。
ガラス工芸家のルネ・ラリックが手がけた、幻想的な装飾は圧巻。この車両だけで、なんと150枚ものガラスパネルが使用されているそうです。
ティータイムは税込2200円(ティーセット付き)。11:00 / 13:00 / 15:00の3部制で、各40分の制限が設けられています。
サイトや電話での予約は受け付けておらず、当日現地での先着順となるため、早めの時間に訪れるのがおすすめですよ。こちらのオリエント急行やレストラン、ミュージアムショップなどは、入館料なしで利用可能です。
お時間のある方は、ルネ・ラリックの作品が多数展示されているミュージアムもお見逃しなく(入館料がかかります)。
箱根ラリック美術館 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番地1 開館時間:カフェ・レストラン9:00~17:00、ミュージアム9:00~16:00(最終入場:15:30) 休館日:第3木曜日(8月無休、展示替のため臨時休館あり) 料金:大人1500円、大学生・高校生1300円(カフェ・レストランは入館料は必要なし) 公式サイト:https://www.lalique-museum.com/
NARAYA CAFE最後は箱根観光でぜひ立ち寄ってほしい、「NARAYA CAFE」をご紹介。なんとここは、足湯を楽しみながらお茶できるカフェなんです!
営業時間中は、無料で足湯を楽しむことが可能。お店ではオリジナルのロゴ入りタオルも販売しているので、気軽にふらっと入れますよ。
人気なのは、写真の「ならやん(ひょうたん最中)」(300円)。かわいらしい最中に自分で餡を詰めて、味わってくださいね。
2階はギャラリーになっているほか、向かいのショップでは木の温もりを感じる作家さんの作品を販売しているそう。
さらに、5月にはサウナのオープンも予定しているといいます。箱根の山を眺めながら、開放的なデッキで外気浴ができるなんて…考えただけでもわくわくしますね!
NARAYA CAFE 住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下 404-13 営業時間:10:30~17:00(食事L.O.16:30) 定休日:水曜日・第4木曜日 公式サイト:https://naraya-cafe.com/
箱根旅行、ここを押さえておけばバッチリ気になるスポットはありましたか?特にミュージアムは、複数施設をセットにしたお得なチケットも用意されているので、これを機に美術館巡りを楽しむのもあり。
箱根の自然やアートに触れて、素敵な思い出を作ってくださいね!