竹中監督は同作を「これは浅野いにおという1人の作家、たった1人の観客のために作った映画です。その作品の共犯者として、みんなのタイミングが合ってこの作品が撮れたと深く思います。浅野いにおさんに向けた、僕のラブレターです」とコメント。また「ドレスコーズの志磨くんが、最高のエンディング曲を作ってくれた」と語る竹中監督に対し、主題歌「ドレミ」を手がけた志磨は「竹中さんからビートルズの『Don't Let Me Down』みたいなイメージはどうかなというお話があって。たぶん深澤は自分にがっかりしている人なので、そこから歌詞を考えたのと、タイトルはひっかけて『ドレミ』ってやると竹中さんが笑うかなと思ってつけました」と裏話を披露した。