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オダギリジョー×櫻坂46・山﨑天が共演。父と娘の12年間を描いた50人ワンカット映像公開

2023年03月17日 09:00  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

オダギリジョーと山﨑天(櫻坂46)が共演した相鉄東急直通記念ムービー「父と娘の風景」が公開された。

相鉄線の車内を舞台にした「父と娘の風景」は、「25人のオダギリジョー」と「25人の山﨑天」で親子の関係の変化をワンカットで描いた「12年間の物語」。メイク、衣装を似せた6歳から46歳までの総勢48人の「オダギリ役」と「山﨑役」が登場する。

撮影現場には、全てを人力で撮る「50人ワンカット映像」を実現するため、200人以上のクルーが参加。父娘が立つ車両の一部分がループしながら左右に蛇行していき、父娘の関係性の変化を表現した演出では、輪切りにされた美術セットを25台用意し、カウントに合わせてひとつひとつ人力で動かしながら撮影された。

また幼少期の娘と共に「1人目の父」役を演じたオダギリジョーは、その後、10秒間のヘアメイクによって12年後の姿となり「25人目の父」として再びセット内に戻り、12年後の娘役を演じる山﨑とクライマックスシーンを演じた。

音楽はPUNPEEが、ハナレグミ“家族の風景”をサンプリングし、PUNPEE“タイムマシーンにのって”を再解釈した楽曲。今回のためにボーカルを再録し、アレンジをし直した。映像ディレクターは、2019年の相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」などを手掛けた柳沢翔。

【オダギリジョーのコメント】
撮影の感想
面白かったですよね。こういう手の込んだスケールの作品は少ないので、すごく楽しかったです。

初共演した山﨑の印象と感想
天ってすごい名前だなというのと、お父さんが自分より若いのに驚きました。

山﨑の反抗期について
(山﨑の「反抗期はがっつりあったタイプなので、小学校5年生の時は毎日喧嘩していて、お母さんが家を出て行ってましたね。もう今はめちゃめちゃ仲良しですが、昔はありました」というコメントを受けて)

女の子とお母さんは合うか合わないかはっきりしますよね。

子供の頃に遠くの町まで電車で行った思い出について
僕は地元が岡山なんですが、長い休みは必ず神戸の親戚の家に電車で行っていたんですよ。小学生の時は、行きの駅で母親との別れに泣いて、また岡山に戻る電車の窓外の親戚に向かって泣いて。別れに毎回泣いていましたね。

横浜エリアの思い出やイメージ
古い町並みとか建物が残っていたり、ロケに似合う街なんですよね。若い時から横浜で撮影することが多かったので、画になる街だなって印象があります。

PUNPEE“タイムマシーンにのって”とハナレグミ“家族の風景”のコラボについて
家族・父娘をテーマにしてますし、ばっちりはまるんじゃないでしょうか。

思い浮かべる「家族の風景」について
(山﨑の「私の家族はカラオケがとにかく好きなので、お正月は帰るといつもカラオケに行って歌って踊るので、それが家族のスタイルかなと思います。」というコメントを受けて)

親の前でよく歌えますね!(笑)僕、絶対無理です。恥ずかしくて。でもうらやましいですね。

視聴者へのメッセージ
日々続いていく暮らしとそれに寄り添う電車の姿を映した素敵なムービーになったかと思います。是非多くの人に見ていただきたいです。

【山﨑天(櫻坂46)のコメント】
撮影の感想
こだわりがすごく強かったです。

初共演したオダギリの印象と感想
クールな方だなと思いました。こんなお父さん中々いないなって思います。

渋くて、洒落たお父さんだなと思いましたし、一緒に(撮影)しているシーンとかはすごく娘のことを思ってくれている、遠くの方から見守ってくれる優しいお父さんだなと思いました。

反抗期について
反抗期はがっつりあったタイプなので、小学校5年生の時は毎日喧嘩していて、お母さんが家を出て行ってましたね。もう今はめちゃめちゃ仲良しですが、昔はありましたね。

子供の頃に遠くの町まで電車で行った思い出について
遠くの町に出かけたというよりは、改札に入るときに子供料金の切符を入れるとき、ピピーって音が鳴るんですけど、身長が高い子供だったので毎回駅員さんに疑われていました。すごく覚えています。

横浜エリアの思い出やイメージ
横浜は赤レンガがあるじゃないですか。メンバーの森田ひかるとクリスマスイブにクリスマスマーケットをやっていたので、2人でプライベートで遊びに行きました。

PUNPEE“タイムマシーンにのって”とハナレグミ“家族の風景”のコラボについて
すごくおしゃれで、今日撮った映像にあの音楽が合わさるとすごく良くなるだろうなと思います。時の流れも感じたりとか、今回カウントで厳密に撮影したので、ぴったりはまるとすごいおもしろい映像になるのではないかなと思います。私もすごく楽しみにしています。

思い浮かべる「家族の風景」について
私の家族はカラオケがとにかく好きなので、お正月は帰るといつもカラオケに行って歌って踊るので、それが家族のスタイルかなと思います。

(オダギリの「それはかなり仲いいですね」というコメントを受けて)

仲いいですね。(姉妹が)下が2人いるのでその2人がずっと歌ってます。

「タイムマシーンにのって」行ってみたい瞬間について
自分が生まれた瞬間とか、妹が生まれた瞬間とか見に行きたいですね。写真でしかやはり生まれた瞬間は見れないので、映像だとまた違うんだろうなと気になりますね。

視聴者へのメッセージ
1人の娘として役に共感できることもすごくあり、成長と巣立ちの物語を精一杯演じさせていただきました。父と娘の関係が変化していく姿に是非注目していただきたいですし、すごくおもしろい映像になっているかと思いますので、何回も繰り返し細かいところまで見ていただけたらなと思います。

【PUNPEEのコメント】
PUNPEEでございます。この度は個人的にも思い出のある楽曲の再構築、感慨深かったです。

各駅、快速、特急とありますが時を超えサンプリングという形で相鉄線がタイムマシーンとなり、その頃の感覚をゆっくり乗せてきてくれました。

有り難うございます!

P

【ハナレグミのコメント】
まさに音楽はタイムマシーン!イントロや歌声やビートその響きに乗って、一瞬でいつかのあの日にひとっ飛びできるんだもの。PUNPEEの名曲『タイムマシーンにのって』とハナレグミの『家族の風景』二つが、PUNPEEの最高の再解釈によってこうしてまた新たな一曲になって産まれられた事に興奮してます!

ハナレグミ

【柳沢翔監督のコメント】
ある親子の12年間を、25人のオダギリさんと25人の天さんと、ちょっと変なセットで表現しました。キャストがスタジオで全員並んでる光景は不可思議で、でもどこかゆるくて、スタッフ全員ワクワクが止まりませんでした!映像にあたたかさを添えてくれたPさん×ハナレグミさんの音楽も是非聞いてほしいです!