ホンダモビリティランドは3月16日、栃木県のモビリティリゾートもてぎに新しいサーキットビジョンを2基導入すると発表した。
ふたつの新サーキットビジョンはいずれもデジタルハイビジョン対応で、画面サイズは465インチだ。これまで1基のみが設置されていたピット上に、2基が間隔を空けて並ぶ。
これにより、グランドスタンドからビクトリーコーナーテラスなどが設けられている最終コーナー寄りのグループ席エリアまで、広範囲にわたってモニター映像が見られるようになるため、レース観戦の魅力やインフォーメーションがこれまで以上に届きやすくなるはずだ。
なお、新ビジョンの平均消費電力は約16kWと従来の約半分程度に抑えられており、環境負荷の低減にも貢献する。
本格稼働は今春。4月1日(土)より翌5日(日)にかけて、同地で開催される全日本ロードレース選手権第1戦『スーパーバイクレースinもてぎ』がこけら落としイベントとなる予定だ。