電車で寝過ごしてとんでもない地方へ行ってしまう人もいれば、首都圏内を往復してしまう人もいる。現在は赤羽(東京都北区)が最寄り駅だという40代の男性(医療・福祉・介護/年収900万円)が、「実家のある埼玉の幸手市というど田舎へ帰った時の事」を語ってくれた。
「電車が動き出した時にハッ!として何かがおかしい事に気付きました」
実家の最寄り駅は「東鷲宮駅」(埼玉県久喜市)だという。
「久々の帰省に喜んだ母は腕を奮って夕飯を作り、自分も食べ慣れた料理とともに大好きなビールをたらふく飲んだ帰りの出来事」
と振り返り、「久喜駅からJR宇都宮線に乗り赤羽を目指していた」と語る男性。問題はここからだ。
「途中で寝てしまったが、ふと起きると間もなく赤羽、赤羽というアナウンスが。乗り越す前に起きてよかったなと赤羽で降りたが、電車が動き出した時にハッ!として何かがおかしい事に気付きました」
「なんと電車が下って行ったのです。自分は上り列車に乗ったはずなのに何故か電車は下っていく」
と驚きを綴る。上野方面へ向かうはずの電車が再び埼玉方面へと走っていくのだから衝撃だろう。理由は駅員にたずねてすぐに判明した。
「狐に化かされたかと思い駅員さんに聞いたら、その電車は終点の上野まで行ったら折り返しはJR高崎線へと変わっていたらしく、偶然にも下りの赤羽駅到着直前に目が覚めたというだけの珍話です」
なんによせ乗り過ごしたのに目的駅に着けたのはラッキーと言うほかはない。
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