理不尽な苦情を言ってくる客には困るものだが、どんなクレームにも店長が臆することなく対応してくれれば働く人は心強い。京都府に住む20代前半の女性(クリエイティブ、メディア・アパレル・デザイン)はコンビニアルバイトでの印象的な出来事を語る。(文:谷城ヤエ)
「毅然とした対応でクレーマーを二度も撃退した店長はかっこよかったです」
昔、コンビニでバイトしていた女性。
「男性のお客様がメロンの入ったゼリーを購入されたのですが、数分後食べかけのゼリーを持ってきて『メロンが嫌いだから返金しろ』と言ってきました。そのゼリーは蓋にメロンのイラストが印刷されているので、どう見てもメロンが入ったゼリーだって分かる商品なんです」
女性は男性客の滅茶苦茶な要望に困っていたが、店長が「お客様これメロン入ってるの分かってて買ったんじゃないんですか?返品は出来ませんよ!」と一言。結局、男性客は怒りながら帰って行ったという。
店長のおかげで無事対処できたと安心したのも束の間、またしてもトラブルが起きる。
「その数分後、今度は小学生ぐらいの女の子が来ました。ホットスナックの辛いチキンを見て『これ辛いの?』と聞いてきたので『辛いですよ』と言うとじゃあこれにすると言って買っていきました。そしたらしばらくして『これ辛いからいらない!お金返して!』と女の子が再びやってきました」
まさかの2連続で同じようなクレーム。女性は「相手は子供だしどうしようか」と考えていたが
「奥から店長が出てきて『君自分で辛いのがいいってさっき買っていったでしょ?一度買ったものを嫌いだからお金返してって言うのはダメだよ』と言って女の子を諭していました」
「女の子は納得いかない様子でしたが諦めたのか帰っていきました。毅然とした対応でクレーマーを二度も撃退した店長はかっこよかったです」
と称賛を綴っていた。
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