3月14~15日、2023年のMoto2クラスに参戦する15チームは、スペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで合同プライベートテストを実施。しかし先日、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は手首を骨折したため不参加となった。
Moto2クラスの公式テストは3月17~19日の3日間、開幕戦の舞台となるポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われる予定だ。その前にほとんどのレギュラーライダーがスペイン・ヘレスでプライベートテストを行う。
しかし、昨年ランキング2位となった小椋は、3月1日にスペインのカタロニア・サーキットに隣接するモトクロストラックでトレーニングのアクシデントで左手首を脱臼骨折した。翌日にはバルセロナ市内の大学病院で手術しており、開幕戦に向けて治療とリハビリに専念。今回のテストは欠場となった。
また、スーパーバイク世界選手権(SBK)から転向した野左根航汰(Yamaha VR46 Master Camp Team)は、Moto2経験者ではあるがトライアンフ製の765ccエンジンを搭載したマシンを駆るのは初めてとなる。そのため、現在のMoto2マシンへの適応作業が必要だ。
小椋、野左根が参戦する2023年のMoto2クラス。開幕前最後のポルティマオテスト、そして開幕戦ポルトガルGPまでにどこまでセッティングを詰められるだろうか。