よく確かめもせずバスや電車に飛び乗るのは言うまでもなく危険だが、うっかりやってしまうこともある。神奈川県の50代女性(サービス・販売・外食/年収150万円)は、仕事の後「川崎」で飲んだときのとんでもない経験談を明かしてくれた。(文:okei)
ちょうど電車が来ていたので飛び乗りました
女性は川崎で飲んだその日の記憶をこう回想する。
「横浜市市営バスの終バスにダッシュで乗りました。酔っ払っていた為、暫くして眠くなり眠りこけてしまいました。運転手さんに声掛けられて慌てて降りたら横浜駅。始発から終点まで乗ってしまいました」
酔いとバスの揺れで気持ちよく眠ってしまったのだろう。ここまではよくある話、とも言えるが……
「仕方ないので京浜急行(電鉄)に乗ろうと向かった所、ちょうど電車が来ていたので飛び乗りました。……快特でした……」
なんとよりによって普通や特急よりも停車駅が少ない快特に乗ってしまった。女性は最寄り駅を明かしていないが、そこを通り抜けたときの失望感は想像に難くない。結局、
「川崎まで行ってしまいました」
と振り出しに戻ってしまった。つまり川崎→横浜→川崎である。単純だがどうにも悲しい失敗だ。
「そこから普通に乗り換えて地元の駅まで辿り着きました。帰宅まで2時間近くかかりました。あの時バスで最寄りのバス停で降りていたら 30分足らずで帰れていたのに……。学習出来ませんでした…」
「こんな事の繰り返しです。アハハ」
と苦笑いでまとめていた。
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