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新生活に向けて不用品を手軽に売る方法

2023年03月13日 16:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
進学や就職、転勤など年度替わりのタイミングは、必要なものと不要なものを見極めるタイミングです。固定費の見直しはもちろんのこと、不要ななったものをも上手に処分しましょう。


年度が替わりになると引越しなどで生活が変わる方も多く、その際に出た不用品の処分方法でゴミにもお金にもなります。不用品をゴミとして処分する場合、0円もしくは処分費用がかかりますが、売ればお金になり新生活の費用の足しになります。そして次の所有者に渡ることで、使い続けられることになります。値上げが続く昨今はものを大切にすることで、より家計が助かることになります。ケース別にみる上手な売り方を紹介します。

大量かつ時間がない場合



処分するものが大量かつ引越しまでに時間がない場合は、リサイクルショップでまとめて買い取ってもらう方法がおすすめ。しかし、引越しシーズンはリサイクルショップも混み合い、買い取りに時間がかかったり、シーズン外の商品は買い取りができなかったり0円で処分になることもあります。

ブランドものなど価値があるものを売りたい



近年ブランドものは値上がりが続いています。リサイクルショップよりも、ブランド専門店で買い取り依頼を出しましょう。高価なものは、個人間売買はトラブルのものとですので、評判のよい専門店を選ぶようにしましょう。その際、保証書や箱、カギ、時計ならブレスのコマといった付属品も一緒に持ち込むと査定が良くなります。

値上がりが期待できるものはオークション



コレクター商品や絶版本、人気のアニメグッズなど、欲しい人が多く希少性があるものは、ヤフーオークションといったオークション方式で売ると高くくれることがあります。オークションは欲しいい人同士が競りあうため、一般的な売り方と比べて高く売れる傾向にあります。

気軽に売りたいときはフリマアプリ

フリマアプリには、メルカリ、楽天ラクマ、PayPayフリマがありますが、どのアプリも基本的な出品方法はスマートフォンのアプリを使い、売りたい商品を写真で撮って、説明文を入れると出品完了。バーコドがついた商品ならバーコドを読み取ると商品名が出るので入力の手間を省くこともできます。PayPayフリマには、動画出品機能があり商品の動画をアップロードすることができます。画像だけでは伝わりにくい家電の動作や音が出るおもちゃなども動画で伝えることができます。もちろんご自身で商品の特徴や使い方のコツなども動画と声でアピールすることもできます。



そしてどのフリマアプリを使っても、匿名配送ができるため名前や住所を知られることはありません。使いやすさや手数料などで比較して上手に利用しましょう。

海外からのオファーがあるかも



ヤフーオークション、メルカリ、楽天ラクマから出品すると、「buyee」(バイイー)という企業からオファーが来ることも。「buyee」とは、海外の人向けに日本国内で出品されている商品の購入をサポートするサイトです。



つまり、海外に住んでいて直接日本のものを買うことができないものでも、提携しているサイト内で売られているグッズを買いたい場合、「buyee」サイトを経由してそれぞれのサイトで買い物をします。すると、国内でそのグッズを販売している人や企業へ「buyee」から出品者へオファーが来ます。出品者は必要情報を記入して、国内の指定された倉庫へ送るだけです。入金も早いので、購入者と細かくやりとりする必要がないのはメリットかも知れません。



オークションの場合、海外の販売価格に近くなることもあるので、人気のアニメグッズや国内のアウトドア商品などは意外と高値で売れるかも知れません。

近所の人に譲りたいなら



ひと昔前までは、タウン誌の売ります、買います、あげます欄で、近隣の人とやりとりをしていた時代もありました。ネット社会になった現在では、「ジモティー」といった地元の掲示板の役割を果たすサイトが良く使われています。家や指定の場所に期日までに引き取りにきてくれるなら、0円で譲りますといった掲載も多数あります。



とにかくただでもいいから持っていって欲しい。自治体の粗大ごみの枠が埋まっていて、引越しまでに処分できない!といったときはダメもとで掲載してみてはいかがでしょうか。



捨てればゴミ、活かせば資源。さまざまなものの値上げが続き、限られたお金でやりくりをするためにも、このようなサイトやサービスを上手に利用したいですね。



丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら(丸山晴美)