トップへ

京都「夜桜ライトアップ2023」の名所めぐり

2023年03月13日 10:01  オズモール

オズモール

写真
◆京都“夜桜ライトアップ2023”めぐり。タクシー運転手おすすめ名所で、美しさに感動して(東寺、妙顕寺、平野神社、祇園白川)

春の京都を彩る花といえば、やっぱり桜。明るい時間帯の美しさはもちろんのこと、寺社仏閣や京都らしい町並みを背景にライトアップされた桜も美しく、京都を訪れるなら一度は見てほしい光景のひとつ。今回はMK観光タクシーのドライバー山上聖未さん、山口紗季さんが、東寺や祇園白川など夜桜を満喫するモデルコースをご紹介します。


モデルコース概要
所要時間:4時間00分
費用:スタンダード(ミニバン)21800円。拝観料(東寺1000円/妙顕寺800円)、駐車料(東寺600円/妙顕寺200円、平野神社1000円)

18:00 京都駅集合
18:10(60分) スポット1.東寺
19:30(30分) スポット2.妙顕寺
20:10(30分) スポット3.平野神社
21:00 スポット4.祇園白川または京都駅で解散



スポット1. 東寺

平安遷都とともに建立された東寺は官寺、いわゆる国立の寺院。
桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇によって弘法大師空海に託され、日本初の密教寺院が誕生しました。

建立された当時、寺院の建立は東寺と西寺しか許されず、鎌倉時代に西寺が消失したいま、東寺が現存する平安京の遺構であり、1996年には世界遺産にも登録されています。



境内にはソメイヨシノをはじめ、約200本の桜が植えられています。
2006年、樹齢130年のシダレザクラ「不二桜」が植樹され、東寺のシンボルでもある五重塔を背景に咲き誇る様子は圧巻です。

ライトアップ時は夜空に浮かび上がる桜と五重塔が池に反射する光景もお楽しみください。
東寺
TEL. 075-691-3325
住所/京都府京都市南区九条町1
拝観時間/開門時間5:00~17:00、金堂・講堂8:00~17:00(16:30受付終了)、宝物館・観智院9:00~17:00(16:30受付終了)
桜のライトアップ/2023年3月18日(土)~04月16日(日)18:00~21:30(受付は21:00まで)



スポット2. 妙顕寺
鎌倉時代後期に創建された、京都初の日蓮宗寺院「妙顕寺」。

夜間は境内の桜をはじめ、尾形光琳ゆかりの「光琳曲水の庭」や「四海唱導の庭」など、趣の異なる4つの庭園がライトアップされ、幻想的な雰囲気に。




見どころは、鐘楼の横に咲き誇るソメイヨシノと、客殿前に広がる枯山水庭園「四海唱導の庭」に植えられた“妙顕寺の一本桜”とも呼ばれる見事なシダレザクラ。

なかでも白砂に届くほど枝を伸ばした桜が、ライトアップで艶やかな姿になる様は、息を飲むような美しさです。
妙顕寺
TEL. 075-414-0808
住所/京都府京都市上京区妙顕寺前町514
拝観時間/開門時間:10:00~16:30
桜のライトアップ/2023年3月25日(土)~4月5日(水)



スポット3. 平野神社
平安遷都の際に桓武天皇が大和から京都に移したと伝えられる「平野神社」。

境内には約60種400本の桜が植えられていて、平安時代後期にはすでに“桜の名所”としても知られていたのだとか。








江戸時代には“平野の夜桜”と謳われるようになり、いまでも毎年、桜が見頃になる3月下旬~4月中旬にかけてライトアップが開催されます。

ほかでは見られない珍しい品種の桜もたくさん植えられているので、ぜひ明るい時間帯にも訪れて、お気に入りの桜を探してみてください。

平野神社
TEL. 075-461-4450
住所/京都市北区平野宮本町1番地
拝観時間/開門時間:6:00~17:00
桜のライトアップ/2023年3月24日(金)~4月16日(日)予定 日没~21:00



スポット4.祇園白川
風情溢れる石畳に、町家が軒を連ねる祇園白川エリア。映画やドラマなどにもよく登場する巽橋の界隈は、いかにも京都といった風情があります。

沿岸にはソメイヨシノやシダレザクラ、ヤマザクラなど多くの桜が植えられていて、桜のトンネルの下、散策を楽しむことができます。満開の時期はもちろんのこと、散りはじめて川面や石畳に桜のじゅうたんが広がる様子も見どころです。

こちらで観光タクシーを降りて、祇園白川エリアの夜桜さんぽを満喫するのもおすすめです。