なが~い春休み、国内各地の旅行プランを計画している人もいるかもしれません。
せっかく遠出するなら、その地でしかできないことを体験して思い出に残したいもの。今年の春は、着物を着て観光地を巡ってみませんか?
今回は和装で巡りたい、日本国内の名所をご紹介します。
犬山城で食べ歩きと縁結び祈願 / 愛知まずご紹介するのは、愛知・犬山にある「犬山城」です。
3月下旬から4月にかけて、犬山城の敷地内では桜が見頃に。着物と桜の写真を撮れるのは、春休み旅行の特権ではないでしょうか。
また犬山城から続く城下町は食べ歩きスポットとして栄えているため、撮影を楽しむだけでなく、お腹を満たすこともできちゃいます。
併せてチェックしたいのは、犬山城のすぐ近くにある「三光稲荷神社」。縁結びの神様が祀られていることから、ピンクのハート型絵馬がずらりと並ぶ、かわいらしい神社です。
国宝犬山城 住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2 営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで) 定休日:12月29日~31日 入場料:一般550円 / 小中学生110円 公式サイト:inuyama-castle.jp 三光稲荷神社 住所:愛知県犬山市犬山北古券41-1 営業時間:8:30~16:30
もうひとつ、犬山城から徒歩約10分のところにある「神のまにまに 本町茶寮 別邸」はバツグンの写真映えスポット。天井から吊り下げられているランプや、店内に誰でも弾けるピアノがあるのがポイントですよ。
鏡で覆われた店内で、かわいい写真を撮ってくださいね。
神のまにまに 本町茶寮 別邸 住所:愛知県犬山市犬山北古券2-21 営業時間:11:00~16:30 定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
清水寺も嵐山も、一度は着物を着て観光しないと! / 京都国内旅行の定番スポットである京都は、どこを歩いても着物がぴったり合います。
清水寺・八坂の塔・八坂庚申堂など有名な場所は、それぞれが歩いていける距離にあるのもポイント。
京都の街並みをお着物でゆっくり散策するのは、とっても贅沢な体験になりますよ。
清水エリアで着物を着るなら、ぜひ行ってみてほしい「南禅寺」。
敷地内外には、明治時代に建てられたというレンガ造りの水路やインクラインがあり、レトロな雰囲気が和装の魅力をより引き立ててくれるんです。
南禅寺 住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町 拝観時間:8:40~17:00(12~2月は16:30まで)※拝観受付は拝観終了時刻の20分前まで 公式サイト:www.nanzenji
落ち着いた柄の着物で金沢の雰囲気に溶け込みたい / 石川石川・金沢に行く方は、まず定番のひがし茶屋街や兼六園、21世紀美術館などを着物で回りましょう。
ひがし茶屋街は、どこを切り取っても古都の雰囲気が感じられる場所。こちらは食べ歩きスポットでもあるので、おいしい食べ物とおしゃれな街並みに心が満たされるはずです。
21世紀美術館も、きっと洋服で訪れるのとはまた違うムードで鑑賞することができますよ。
「HIMITO 光水土」(ヒミト)は、21世紀美術館から1kmほどのところにあるアトリエ。ピールアートの制作・展示が行われているほか、店内にある1万本を超えるタンポポの綿毛が、幻想的な空間を作り出しているんだとか。
ピールアート体験は予約制なので、公式インスタグラムをチェックしてくださいね。
HIMITO 光水土 住所:石川県金沢市中川除町51 営業時間:12:34~16:30最終入店(3月中は10:30オープン) 公式Instagram:@himito_kanazawa
定番スポット・浅草は開催中の展示会と一緒にチェック / 東京雷門が目印の東京・浅草「浅草寺」には、着物で観光している方がたくさん。
仲見世通りから一本入ったところには、 大正ロマンを感じられるカフェや花やしきがあり、誰もが知る大人気スポットですよね。
そんな浅草に行く際にチェックしたいのが、現在、清澄白河の東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展。
電車だと時間がかかってしまいますが、タクシーを利用したら雷門から約15分で到着するので、意外とアクセスしやすいんです。日本をテーマにした展示もあるので、着物との相性がばっちりですよ。
5月末までの期間限定で、販売開始後すぐにチケットが売り切れるほど人気の展示会なので、検討中の方は早めの予約がおすすめですよ。
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」 開催期間:2022年12月21日(水)~2023年5月28日(日) 会場:東京都江東区三好4丁目1-1 東京都現代美術館 開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで) 観覧料:一般2000円 / 大学生・専門学校生・65歳以上1300円 / 中高生以下無料 公式サイト:https://www.mot-art-museum.jp/
美術館めぐりと観光を一緒にするなら川越で決まり! / 埼玉最後にご紹介するのは、埼玉・川越の「小江戸川越」と呼ばれるエリアです。
「時の鐘」「菓子屋横丁」など有名なスポットがたくさんあり、タイムスリップしたかのような街並みに圧倒されてしまうはず。
食べ歩きでも知られていて、大きなサツマイモチップスなどを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
縁結びの神様、川越氷川神社で参拝したり鯛みくじをひいたりしたら、徒歩約2分の「ヤオコー川越美術館」で少し休憩を。
それまでの和風な雰囲気とは一変、現代的な建物に心を奪われてしまいます。
2つの展示室とラウンジの他にカフェもあるので、歩き回るのに疲れてしまったときにぴったりなんですよ。
ヤオコー川越美術館 住所:埼玉県川越市氷川町109-1 時間:10:00~17:00(最終入館16:30) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 入場料:大人300円 / 高・大学生200円 / 中学生以下無料 公式サイト:yaoko-net.com
行きたい場所は見つかった?今回は、着物を着て巡りたい国内の観光地をご紹介しました。
観光用の着物レンタルは、ヘアセット込みで5000円前後で収まることがほとんど。学生の方は学割プランが使える場合もあるので、たくさん調べてみてくださいね。予約は早めがおすすめですよ◎
国内旅行は、短期で行けるのも嬉しいポイント。また青春18きっぷなど、長期休暇に合わせてお得に旅行ができるサービスもあるので、有効に活用しながら楽しい春休みをお過ごしください。
ご紹介したスポットを地図にまとめました!