長いあいだ男性が中心となってきた会社の中には、令和の時代になっても歪みを解消できてないところもあるようだ。栃木県に住む30代後半の女性(事務・管理/年収600万円)は、「15年以上前に勤務していた会社」の男性中心主義的な内情を振り返った。(文:okei)
「会のメンバーだけが出世し、様々な便宜をはかってもらえました」
かつての職場は「社員約100名の地元企業でそれなりの歴史がありました」と明かす。ただし……
「この会社ではほぼ飲み会だけの組織『◯◯会』という会のメンバーだけが出世し、様々な便宜をはかってもらえました。因みに男性だけの組織です。通帳まで作り会費も集めてました」
男性だけの飲み会グループが悪いわけではないが、それ以外の人が排除されるなら問題だ。こうした体質の結果
「そんな会社ですから今は若者が集まらずブラック企業として地元で噂になっています」
といったありさまに。今後成長する可能性は低いと感じているためか、女性は「退職して良かったと思います」とキッパリ綴った。
また香川県に住む40代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、10~15年前の話として
「過去に2つの職場で『今の仕事を続けながら結婚できますか』と上司や上層部に聞いたことがある。どちらの職場でも『無理』という言葉が返ってきた」
と回想。働き続けるなら結婚はできない環境に「自分たちで少子化システムを作っておいて、今更少子化対策とか笑える」と吐き捨てた。
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