どんなに間違ったことでも「社長や上司の決めたことは絶対」というのは理不尽だ。埼玉県の60代男性(サービス・販売・外食/年収150万円)は、勤務先の問題をこう打ち明けた。
「私の職場では、仕事中にパソコンの陰に隠れてゲームをしている者がおり、最初は注意をする者がおらず、見かねた同僚が注意。さらにチームリーダーも注意を行なった」
のちに、その事実を伝えた上長に「どの様な処分をするのか?」と尋ねたところ……。
勤続20年以上の同僚、怪我で休職しようとしたら解雇
上長からは、驚くような答えが返ってきた。
「『彼は、優秀だから良いんだ』との回答。この問題で、社内(支店内)は揺れている」
たしかに、ゲームをしていても成果を出していれば……という気もする。ただ、他の従業員の手前、処分まではいかなくてももう少しましな説明は必要だろう。
また東京都に住む40代前半の男性(医療・福祉・介護/年収500万円)は、
「妻が急遽入院する事になり早退したが、後日休んだ時間を休日出勤するように言われた」
という経験をした。そのほかにもこんなエピソードを挙げていた。
「残業申請をするように言われたので、部下の残業申請をしたら、『開業以来70年間残業を出したことがないので』という理由で却下された」
「同僚が怪我による休暇、休職を申請しようとしたら解雇され、半年後に復職した。その人は20年以上勤務していた」
「子供の入院が決まり、急な休職や早退をする 旨を話に行った同僚がその日に解雇となった」
誰の人生にもつきものの、ケガや家族の不調をまったく考慮しないのだから衝撃だ。
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