今大会の最後のレースとなるレース2では、ビエルゲは6番手という好グリッドから抜群のスタートを切って、トップを走るマイケル・ルーベン・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducati)と2位のトプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha Prometeon WorldSBK)に次いで3番手にポジションを上げて序盤からトップ争いに加わる。
しかし、6周目にマイケル・ファン・デル・マーク(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)とフィリップ・エッテル(Team GoEleven)のふたりが転倒を喫したことにより、赤旗中断となった。その後、14周で再開されたレースでは、中断された時点での順位となる3番手からスタートし、再びビエルゲはトップを追撃していく。
白熱したトップ争いが展開されるなか、トップのリナルディ、2番手のアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati)、3番手のラズガットリオグルに次いでビエルゲは4番手とひとつポジションを落としてしまう。しかし、ファイナルラップで2番手を走行していたリナルディがコースアウトを喫したことで3番手に浮上したビエルゲは、そのままポジションをキープして3位でチェッカーを受けた。