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コーセーが提案「マスクを着けても、外しても映えるメイク」 ヴィセから新作“粘膜リップ”が登場

2023年03月10日 20:21  Fashionsnap.com

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ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ(5月16日発売、税込1540円)

Image by: FASHIONSNAP
 コーセーが、マスクの着用について政府が3月13日からは「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」と発表し、5月8日からは新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行することなどを踏まえ、「マスクを着けても、外しても楽しめるメイク」を発表した。コロナ禍ではアイメイクにフォーカスが当てられていたが、今後は“リップメイクを楽しみたい”需要も増えると予測。「ツヤ」と「発色」を兼ね備えたトレンドのリップメイクに加え、ベースメイクやアイメイクの組み合わせも紹介した。

 同社の調査により、マスクを外すようになったらリップメイクを楽しみたいという人が多かったことから、今後はリップメイクの需要が高まると予想。政府の方針変更によりマスクの着用は個人の判断に委ねられることとなったものの、特定のシーンや状況によって着用を推奨しているため、これまで以上に「マスクを着けたり、外したり」することが増えると考えられる。そのため、コロナ禍と同様にメイクの崩れにくさは引き続き重要になるという。
 これまでの「マスクメイク」では、崩れにくさの観点からベースメイクはセミマットな質感で、アイメイクはラメやカラーバリエーションで強調することが多かったが、コーセーでは今後「マスクを着けても、外しても楽しめるメイク」として、程よい血色感を演出し、ツヤ感のあるリップメイクを主役にしたルックを提案。リップメイクはいきいきと健康的な印象を与えるだけではなく、わくわくしたり、自信を持って人前に出れるといった副次的な影響もあるため、アフターコロナの生活に向け人々が前向きに過ごせるように、メイクルックの提案に同社の思いも込めたという。
 コーセー 美容開発部 ビューティクリエーションユニット
ヘア&メイクアップアーティストの土橋脩によると、リッププランパーを下地の代わりに塗布することでふっくらと印象的な唇に仕上がり、その上に手持ちのマットリップを重ねると適度なツヤを保ちながらもマットリップが持つ発色を楽しむことができるという。「マスクを外さない日もリッププランパーだけ塗っておくことで、唇の乾燥を防ぎながら、急に外した際にもナチュラルなリップをキープしてくれます」とポイントを解説。「ベースメイクはほんのりとツヤを出すことで健康的な印象を与えることができます。化粧崩れしにくいラスティング効果の高い下地を仕込むと、ツヤ感のあるベースメイクも長持ちします」とポイントを説明。またアイメイクはリップのツヤ感を生かすため、シアーな質感やパールの繊細な輝きのものなどを使い、全体のバランスを整えるのがコツだという。
 また、男性の場合はラスティング効果が高い化粧下地やフェイスパウダーを組み合わせてくずれにくいベースメイクを完成させた後、フェイスラインに軽くシェーディングをすると立体感のある印象に仕上がる。目尻やまつげのキワなど部分的にでもマットなアイシャドウを取り入れることで、より自然な陰影でシャープな雰囲気を演出できるという。
 メイクルックでは、マスクの着脱があっても崩れにくい最新技術を搭載した「ヴィセ(Visée)」の新作リップ「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」(5月16日発売、税込1540円)を使用した。このリップにはコーセー独自のラスティング処方を採用し、センシュアルな血色感を叶える「粘膜色フィルムコート成分」が透明度の高いツヤの膜で唇をコーティング。美しい発色とツヤの持続を実現した。
 なおコーセーでは、マスクの「オン・オフ」でビコビコ直しメルリップメイクを提案するブランド横断のキャンペーン「唇を、裸にしない。」キャンペーンを12月31日までの長期にわたって開催。ヴィセのほか、「ファシオ(FASIO)」と「エスプリーク(ESPRIQUE)」の3ブランドのリップケアアイテムを対象に、さまざまな場面で一人ひとりに最適なアイテムを提案していく。期間中は「唇を、裸にしない。」のメッセージを、店頭や公式サイト、鉄道の車内広告(メトロビジョン)などを通じて発信するという。

■唇を、裸にしない。:キャンペーンサイト