H.P.ラヴクラフト作品のコミカライズを発表し続けている田辺剛、その最新作「ダニッチの怪」の単行本1・2巻が本日3月10日に発売された。
【大きな画像をもっと見る】「ダニッチの怪」の舞台はアメリカ、マサチューセッツ州のうらぶれた町・ダニッチ。そこに住むホウェイトリイ家の娘が、1913年の聖燭節にウィルバーという子を産んだ。しかし町の誰もが、彼の父親を知らないと言う。ウィルバーは異常な速度で成長していき、4歳にして魔導書を読み漁り、奇妙な呪文を暗唱できるほどに。やがて彼が求めたのは、呪われた歴史を持つ古代の魔導書“ネクロノミコン”の完全版だった。同作は月刊コミックビーム(KADOKAWA)で連載中。