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カルティエ ジャパンが大阪・関⻄万博「ウーマンズ パビリオン」のデザインを発表

2023年03月08日 20:22  Fashionsnap.com

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ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier

Image by: © Cartier
 カルティエ ジャパンが「国際女性デー」である3月8日、「大阪・関⻄万博 カルティエ『ウーマンズ パビリオン』プレスカンファレンス」にて、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におけるパビリオンの名称やコンセプト、建築デザインを発表した。

 2020年ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)の「ウーマンズ パビリオン」の名前と強い意志を引き継いだ「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」は、「When women thrive, humanity thrives ~ともに生き、ともに輝く未来へ~」がコンセプト。世界中の女性に寄り添い、女性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけるという。
 グローバル アーティスティック リードには、1851年の万博創設以来初の女性デザイナーとして、ドバイ万博の英国パビリオンを担当したアーティスト、エズ・デヴリン(Es Devlin)氏が就任。そして、ドバイ万博の日本館の設計を手掛けた建築家の永山祐子氏が、リード アーキテクトとしてパビリオンをデザインした。同パビリオンでは日本館で使用したファサード資材を大林組の協力によりリユースし、SDGsにも貢献する。
 プレスカンファレンスには、永山氏のほか、カルティエ ジャパンの宮地純 プレジデント&CEO、2025年日本国際博覧会協会事務総長の石毛博行氏らが登壇。カルティエ インターナショナルのシリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)プレジデント&CEOは「女性一人ひとりに、生活に欠かせない基本的なニーズの充足とアクセスを保証し、女性たちが平等な権利をもち、機会を与えられ、尊厳と経済力をもって生きられる世界を実現することが鍵となる。あらゆる年齢の来場者が自分のコミュニティから変えていくチェンジメイカーになるよう、影響を与えることが重要だ」と強調した。
 カルティエはこのほかにも「WA by Cartier」と題した関連トークイベントの継続的な開催を発表。男女共同参画社会の実現・女性活躍の推進に向けた取り組みを今後も発信していく。