藤子不二雄Ⓐの名作「まんが道」が新装版全10巻で刊行-鴻上尚史、江口寿史、荒木飛呂彦らの寄稿も再収録

藤子不二雄Ⓐと藤子・F・不二雄をモデルにしたふたりのマンガ少年が、プロへの道を歩む姿を感動的に描く、日本のまんが黎明期を活写した自伝的長編作品「まんが道」。小学館は、長らく品切れだった愛蔵版を、新装版として全10巻で刊行する。


豊富なカラーページまで再現した決定版で、巻末の単行本未収録扉や著名人のエッセイも当時のまま再収録。まんが家を目指す多くの少年少女に決定的な影響を与えた著者の代表作で、「まんが道」に出会わなければマンガ家になっていなかったと語るマンガ家も少なくない、バイブル的作品だ。

エッセイを寄稿するのは、作家・演出家の鴻上尚史(第2巻)、漫画家のハロルド作石(第3巻)、江口寿史(第5巻)、秋本治・荒木飛呂彦(第8巻)など豪華な顔ぶれとなっている。1・2巻は、3月7日に発売され、以降毎月2巻ずつ発売予定とのこと。（MN ワーク&ライフ編集部）