暖かい日が徐々に増えてきて、お出かけ欲が沸々と湧いてくるこの頃。
東京・六本木にある国立新美術館では、注目の展示会「ルーヴル美術館展 愛を描く」が3月1日(水)から開催されています。
最近ワインがきっかけで、フランス絵画に興味を持ち始めたエディター・maaya。「“愛”をテーマにしたルーヴル美術館の名画が鑑賞できるなんてロマンティック…!」と思い、すぐにチケットを購入して行ってきました。
「ルーヴル美術館展」から紐解く、“愛”「ルーヴル美術館展 愛を描く」は、ルーヴル美術館の豊かなコレクションから選りすぐられた73点の名画を通じて、西洋絵画における“愛”の姿をひもとく展示会です。
先に伝えておくと、「ルーヴル美術館」といえば『モナ・リザ』や『サモトラケのニケ』が有名だよね~ぐらいのアート知識しかない私(お恥ずかしい)でも、存分に“愛”に触れて楽しめる内容になっているのでご安心を。
展示会をより深く楽しみたい人は、音声ガイド(税込650円)を使うのがおすすめです。案内人の満島ひかりさんと解説ナレーターの森川智之さんが、作品に秘められたドラマをより深く解説してくれますよ(もちろん私も使いました)。
「絵の解説を読んでも理解できるか心配…」という人にかなりおすすめしたいのが、ジュニアガイドの小冊子。そらジローたちが分かりやすく「ルーヴル美術館展」の概要を説明してくれています。大人でも結構勉強になる…!
こちらは展示室の入口にあるので、ぜひ手にとってみてくださいね。
“愛”が生まれる瞬間や親子“愛”…作品によって愛のカタチは違うね同展示会は、第一章~第四章に分かれていて、第四章に展示されている作品は写真撮影ができますよ。
恋する気持ちを描いた“愛”や親子の“愛”など、作品によって描かれる愛のカタチはさまざま。
「この気持ち共感できる~!」という“愛”もあれば、「好きだからってどんだけ強引なのよ…」と思うものも(笑)。
作品を1つひとつ、「この絵に描かれた愛はどんなカタチだろう」とじっくり鑑賞しながら、自分の今の気持ちにピタッとハマる推し作品を見つけるのも面白いかもしれません。
友達や恋人など大切な人と一緒に行って、終わったあとに“愛”について語る…なんてのも素敵。
ちなみに私の推し作品は、フランソワ・ジェラールの代表作『アモルとプシュケ』。愛の神様・アモルと、人間の王女・プシュケの純愛を描いた作品です。
プシュケを愛しそうに抱き寄せて額へやさしく接吻をおこなうアモルと、アモルの突然の来訪と接吻に驚くプシュケの表情…。
ものすごく簡単に説明すると、一度は離れ離れになってしまった2人が、さまざまな困難を乗り越えた後にようやく再会した瞬間を描いた作品なんです。
2人のピュアな愛が伝わってきて、心が満たされる…。
かわいすぎるグッズにも注目なんです!美術館といえば、グッズにも注目したいところ。展示会のアイテムって、買うつもりがなくても気づいたらつい手が伸びちゃってません…?
今回の「ルーヴル美術館展 愛を描く」のグッズも、とってもかわいいんですよ!
ポストカードやトートバッグ、Tシャツなど美術館でお馴染みのアイテムも必見なのですが、私がひとめぼれしたのは名画がプリントされた「コンパクトミラー」(税込1980円)。
フォルムといいデザインといい、ぜ~んぶひっくるめてかわいくないですか?
私は『アモルの標的』を選びましたが、他の作品のものもありましたよ。
コラボグッズもなかなかにアツいので、押さえておきたいところ。
アップルパイ専門店「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE(グラニースミス アップルパイ アンド コーヒー)」とコラボした、アップルクッキー(税込1740円)や、
フランス・パリのルーヴル美術館展にほど近い場所に創設された、フランス流紅茶専門店「マリアージュフレール」からは、“愛”をテーマに創出した芸術的な味わいのフレーバードティー『LOVE LOUVRE』(税込3240円/50g)が登場しているんです。
鑑賞後は、グッズコーナーもぜひじっくりチェックしてみてくださいね!
ちなみにチケットは、事前予約制の日時指定券を購入したほうが安心ですよ。
ルーヴル美術館展 愛を描く 会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2) 会期:3月1日(水)~ 6月12日(月) 休館日:火曜日 開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで 観覧料:一般2200円、大学生1400円、高校生1000円 公式サイト:https://www.ntv.co.jp/love_louvre/