Text by CINRA編集部
ケイト・ブランシェット主演の映画『TAR/ター』の本予告編、ポスタービジュアルが到着した。
5⽉12⽇に公開される同作は『第95回アカデミー賞』作品賞、監督賞、主演女優賞など6部門にノミネート。ドイツのベルリンフィル初の首席女性指揮者リディア・ターは鋭敏な表現力によって⾳楽界の頂点に上りつめるが、かつてターが指導した若⼿指揮者の死により、彼女の完璧な世界が少しづつ崩れ始めるというあらすじだ。
本予告編には「完璧な演奏をしたいなら私に従いなさい」とタクトを振るターの姿や、次第に不穏な空気が流れ始める様子が映し出されている。
ポスタービジュアルでは「旋律 栄光 絶望 狂気」という文字と共に、指揮をするターの姿が確認できる。
監督を務めたトッド・フィールドは、絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語を「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と明かしている。音楽は『ジョーカー』で『アカデミー賞』作曲賞を受賞したヒドゥル・グドナドッティルが担当。