Text by CINRA編集部
5月5日公開のフランス映画『それでも私は生きていく』の日本版予告編と場面写真が到着した。
ミア・ハンセン=ラブ監督が、レア・セドゥとタッグを組んだ同作は、監督自身の父親が病を患っていたなかで脚本を書いた自伝的作品。父ゲオルグの介護と仕事、子育てに追われるシングルマザーのサンドラが、偶然再会した旧友クレマンと恋に落ち、ゲオルグの病に対する悲しみと、新しい恋の始まりに対する喜びという正反対の状況に直面する姿を35ミリフィルムで映し出す。
予告編では、街中でサンドラがゲオルグのかつての教え子から声をかけられ涙を堪えきれなくなる姿、クレマンと再会して恋に落ちていく様子、自分の姿がゲオルグに見えていないことに打ちのめされるシーンなどが確認できる。
場面写真には、サンドラがゲオルグの介護や通訳として仕事に臨む様子、クレマンに視線を向ける姿、家族と過ごすクリスマスなどが写し出されている。