残り25分を切り、ベストタイムを塗り替える車両が出始める。まずは太田格之進の代役を務める大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムを塗り替えると、好調な可夢偉が1分37秒339で大津を上回って暫定首位に。タイムアップを果たした宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)笹原、さらに阪口晴南(P. MU/CERUMO・INGING)が可夢偉に続き、セッションは最終盤を迎えた。なお、マシンを修復した野尻も再びコースインしていった。
残り4分を切ってからの最終アタックでは、まずは宮田が最速タイムをマーク。しかしこれを再び可夢偉が打ち破り、1分36秒183でこのセッションでの最速タイムを記録した。その後、ローソンが3番手、平川が2番手へと順位を上げるが、最後の最後でアタックした大湯都史樹(TGM Grand Prix)が1分36秒568を記録し、可夢偉に続く2番手の座を手にすることとなった。