トップへ

スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストがスタート。走行1回目は野中誠太がトップタイム

2023年03月07日 17:20  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2023スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テスト 野中誠太(TOM'S)
 3月7日、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の合同テストがスタートし、12時45分からのセッション1は、1分51秒884を記録した野中誠太(TOM'S)がトップタイムを記録。2番手に平良響(TOM'S)、3番手に木村偉織(B-MAX RACING TEAM)がつけた。

 TOM'S、B-MAX RACING TEAMなど、さまざまなチームから参戦体制が発表されている2023年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権。5月にオートポリスで開幕するシリーズに向けて、3月7日のスーパーフォーミュラ合同テストのインターバルのタイミングで、今季1回目の合同テストがスタートした。

 今回参加したのは、11台13名のドライバー。ただ当初のエントリーリストからはTOM'Sの2台のカーナンバーが変更されており、シリーズでは1番をつける平良が36号車、36番をつける古谷悠河が38号車として参加した。

 晴天に恵まれ、この時季らしい陽気のもとスタートした1回目では、シリーズ参戦も決まり、12月のテストに続いての参加となったデイビッド・ビダーレス(B-MAX RACING TEAM)がまずは1分53秒231を記録。ただ、その後S字でコースアウトを喫してしまった。

 その後野中が1分53秒015、さらに参戦2年目となる木村偉織(B-MAX RACING TEAM)が1分52秒315までタイムを伸ばし、さらに終盤には野中がタイムを縮め、1分51秒884を記録。最初のセッションを首位で終えた。2番手には同様に終盤タイムを上げた平良、3番手には木村がつけた。

 4番手には小出峻(TODA RACING)が続き、5番手には同様に終盤タイムアップを果たしたエンツォ・トゥルーリ(TOM'S)がつけている。

 今季から使用されるハンコックタイヤについては、ドライバーからはややグリップの違いを感じる声が聞こえているが、タイムで見ると2022年3月の鈴鹿テストからは1秒前後の差に収まっている。とはいえ、セットアップのアジャストなどが必要なのは間違いなく、3月8日の2日目の走行はこのアジャストに向けた作業が中心となっていきそうだ。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
鈴鹿合同テスト 3月7日セッション1結果
PosNoDriverTeamCarTimeLaps135野中誠太TOM'Sダラーラ320/トムスTAZ311'51.88429/33236平良響TOM'Sダラーラ320/トムスTAZ311'52.10031/36350木村偉織B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA411'52.31522/3842小出峻TODA RACINGダラーラ320/スピースA411'52.36533/36537エンツォ・トゥルーリTOM'Sダラーラ320/トムスTAZ311'52.43035/39651デビッド・ビダーレスB-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA411'53.2315/8730B菅波冬悟B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スリーボンド東名TB14F31'53.6367/34852イゴール・オオムラ・フラガB-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA411'54.21411/23910堤優威Rn-sportsダラーラ320/スピースA411'54.3829/27104B佐々木大樹B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA411'54.53020/211138古谷悠河TOM'Sダラーラ320/トムスTAZ311'54.7877/404A今田信宏(M)B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スピースA41No Time30ADRAGON(M)B-MAX RACING TEAMダラーラ320/スリーボンド東名TB14F3No Time
天候:晴れ 路面:ドライ