事件は現地時間2月26日、「ンタバンクル地域保健センター(Ntabankulu Community Health Centre)」で起こった。この施設に来た女性患者(23)は痛みで歩くことができず、NGO職員の女性(19)に支えられながら入ってきたという。勤務中に眠っていた男性看護師は施設の警備員に起こされ、他の看護師の同僚とともに女性患者に対応することとなった。
この事件が公表されると、ジェンダー活動家たちは男性看護師の行動に怒りの声をあげた。同州の団体「マシマニャネ・女性の権利インターナショナル(Masimanyane Women’s Rights International)」のソーシャルワーカー、アネリサ・ジェジレさん(Anelisa Jezile)は「若い女性が、無知な看護師のせいで公的医療施設に行きたくなくなるような事態を防ぐために、保健省は徹底的な調査を行い、この問題に迅速に対処するべきです」と語った。