自分がつらいときに心ない言葉をかけてきた人のことは、ずっと忘れられないもの。埼玉県の50代前半の女性(事務・管理/年収350万円)には、「二度と顔も見たくない。ほかの同級生経由で話も聞きたくない」というほど、すっかり嫌いになってしまった同級生がいる。
「4年前、私の離婚が決まり、中学校の同級生である友人にLINEで報告したところ、『浮気してたでしょ』という返事が来ました。元旦那は以前浮気をしていたことがありますが、私は浮気などしておらず、離婚はもう7年前から話し合ってやっと決まったものでした」
あらぬ疑いをかけられた女性は「やっとの思いで離婚を決めたのに」と憤る。(文:福岡ちはや)
「ふざけたスタンプと共に返事が来ました。とても許せないやりとりでした」
女性が離婚したのは、浮気や借金が原因ではない。だからこそ、人生を左右する決断を下すのは決して簡単なことではなかった。
「私はパート勤務だったため収入も少なく、すでに40代後半。生活のために、性格の合わない夫とこの先子どもが巣立ってからも2人で暮らしていくのか、ずいぶん気持ちも揺れ動き、悩みに悩んだ結果でした」
そういった事情を知らないとはいえ、人の離婚を茶化す同級生の行為は無神経すぎる。女性は内心腹を立てつつも、「浮気とかしてないよー、いろいろ悩んだんだけど」と大人の対応をした。ところが、それに対する同級生の返事は、
「ふーん。でもまだ疑ってる(笑)シツコイデショ」
というありえないものだった。女性は「ふざけたスタンプと共に返事が来ました。私が真剣に悩んで一番精神的にもつらかったときに、とても許せないやりとりでした」と怒りをあらわにする。
「同級生は以前から下品な話題の好きな人」
女性によれば、以前からその同級生は首を傾げたくなる一面を持っていたようだ。
「(同級生は)下品な話題の好きな人で、ランチのときにも旦那さんとの夜の生活の話や、『近所の人たちも浮気してない人なんていない』などという話ばかりしている人ではありました。彼女の頭の中では、離婚するイコールどちらかの浮気がバレたとか、その(浮気)相手と再出発するというような図式が成り立っていたのだと思います」
その後、女性は「ごめん、やっぱりこの発言は許せない」というメッセージを同級生に送り、返事を読まないままLINEをブロックした。
「当時人生で一番大変なときでもあり、洒落にならない言葉を浴びせて来た友人を許せる余裕はありませんでした」
と振り返る女性。また、共通の知人であるランチ仲間にも「(彼女とは)もう二度と関わりたくない」と事情を話し、その同級生ときっぱり絶縁したことを明かした。
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