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森美術館が現代アートで国語や算数を学ぶ企画展を開催 日本からは杉本博司や奈良美智らが出展

2023年03月05日 15:12  Fashionsnap.com

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ワン・チンソン(王慶松) 《フォロー・ミー》  2003年 所蔵:森美術館(東京)


 森美術館が、開館20周年を記念した企画展「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」を開催する。会期は4月19日から9月24日まで。1960年代のコンセプチュアル・アートの主要作家であるジョセフ・コスースや20世紀の美術史のなかで最も影響力のあるアーティストの一人 ヨーゼフ・ボイスをはじめ、いま最も注目を集めるヤン・へギュなど50組以上のアーティストによる作品を披露する。

 同展は現代アートを通じて、学校で学習する教科を多様な観点から考察する試みとして企画された。「国語」「社会」「哲学」「算数」「理科」「音楽」「体育」「総合」の8つのセクションに分かれ、1800平方メートルを超える展示スペースで作品を展示する。森美術館の企画展としては初めて、出展作品のうち半数以上を森美術館のコレクション作品で構成し、新作も揃う。
 出展アーティストは、ヨーゼフ・ボイスやヤン・へギュのほか、アイ・ウェイウェイ(艾未未)やワン・チンソン(王慶松)、サム・フォールズなどで、日本からは杉本博司や宮島達男、宮永愛子、森村泰昌、奈良美智らが名を連ねる。

■「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」会期:2023年4月19日(水)~9月24日(日)会場:森美術館所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階開館時間:10:00~22:00(火曜日のみ午後5時まで。ただし、5月2日と8月15日は午後10時まで)出展アーティスト:アイ・ウェイウェイ(艾未未)、青山悟、エリカ・ベックマン、ヨーゼフ・ボイス、ヨハンナ・ビリング、ルーク・チン(程展緯)、マノン・デ・ブール、サム・フォールズ、ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス、藤井光、ク・ミンジャ、シルパ・グプタ、畠山直哉、アジズ・ハザラ、スーザン・ヒラー、ジャカルタ・ウェイステッド・アーティスト、クリスチャン・ヤンコフスキー、片山真妃、風間サチコ、菊地智子、ヤコブ・キルケゴール、ジョセフ・コスース、ディン・Q・レ、李禹煥(リ・ウファン)、クララ・リデン、パーク・マッカーサー、マリオ・メルツ、ミヤギフトシ、宮島達男、宮永愛子、森村泰昌、奈良美智、パンクロック・スゥラップ、ソピアップ・ピッチ、アラヤー・ラートチャムルンスック、ヴァンディー・ラッタナ、ジェームス・リチャーズ、ハラーイル・サルキシアン、笹本晃、瀬戸桃子、杉本博司、マルティーヌ・シムズ、田島美加、高山明、田村友一郎、ロデル・タパヤ、ツァイ・チャウエイ(蔡佳葳)、ツェ・スーメイ、梅津庸一、ワン・チンソン(王慶松)、ヤン・ヘギュ、イー・イラン、米田知子、ユ・チェンタ(余政達)問い合わせ:050-5541-8600