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ファミコン世代の心をくすぐる「あるある」をガンプラで再現

2023年03月05日 09:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

ファミコン世代の心をくすぐる「あるある」をガンプラで再現

 日常で見かける風景などを「もしも、ガンダムがやったら……」という視点で、「#本日のガンダムさん」というハッシュタグを付けて作品を投稿し続けているTwitterユーザーの石澤ぐりさん。


 今回は「中古のソフト買ったら名前が書いてあった」と、ファミコンあるあるをテーマに作っています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 投稿された写真には、ファミコンのソフトを手に持つガンダムの後ろ姿が写っています。


 持っているソフトをよく見てみると「ぐりお」と、もともとの所有者だったと思われる名前が。ファミコンが一世を風靡していた当時、友達間でカセットの貸し借りをすることが頻繁にありました。そこで生まれたのが、「カセットに名前を書く」という文化。


 ファミコンでよく遊んだ世代の人の中には、これを経験した人も多いと思います。コメント欄にも「あるあるw」とコメントする人が多く、中には「犯人の名前じゃなくて良かった」と推理ゲーム「ポートピア連続殺人事件」のネタをコメントする人も。ちなみに記者もファミコンのソフトに名前を書いていた一人です。


 石澤さんも子どもの頃にファミコンで遊んでいたそう。一番好きなソフトは「ドラゴンクエスト4」で、ファミコンを買ってもらって初めてプレイした思い出の1本なのだとか。今回、ファミコンのミニチュアをお店で発見し、購入したことをきっかけに作品を作ったそうです。


■ 2コンのマイクの思い出

 石澤さんは翌日もファミコンあるあるを投稿。


 「何となく2コンのマイクに向かって『あ”─────』って言うガンダムさん」とツイートし、作品を公開しています。こちらもファミコン世代の心をくすぐる作品。


 コメント欄には2コンのマイクときいて、「たけしの挑戦状」や「ドラえもん」などを思いだす人もちらほら。カラオケを歌ったり、「ドラミちゃん」と叫んだりしていたのでしょうか。他にも「バンゲリングベイ」というシューティングゲームで「ハドソン!」と叫んでいた人もいるようです。


 今回使用したファミコンのミニチュアを含め、定期的にお店に行ったり、カプセルトイや玩具メーカーなどから発売されているミニチュアグッズをチェックして購入している石澤さん。新しいアイテムを入手するたびに「これを使って何かできないかな?」と考えるのが非常に楽しいといいます。「ガンプラの可動域とフィットするミニチュアが本当にありがたい!」と感謝していました。石澤さんの「楽しみ」は、まだまだ尽きることはなさそうです。



<記事化協力>
石澤ぐりさん(@AgUJ85zs3Q4h8M5)


(佐藤圭亮)