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アロンソがレッドブル勢を僅差で上回りトップ【タイム結果】2023年F1第1戦バーレーンGPフリー走行3回目

2023年03月04日 22:00  AUTOSPORT web

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2023年F1第1戦バーレーンGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
 2023年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行3回目が行われ、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。

 気温28度、路面温度41度というコンディションで、現地時間14時半にセッションがスタート。序盤はコースへ出て行くマシンの数は少なかったが、徐々に増えていった。ハースの2台はミディアムタイヤ、それ以外はソフトタイヤだ。

 トップに立ったのは1分33秒508を記録したルイス・ハミルトン(メルセデス)。0.066秒差の2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、0.594秒差の3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いている。その後カルロス・サインツ(フェラーリ)がルクレールを0.051秒上回って2番手につけた。

 開始20分すぎにコースに出たレッドブル勢は2台ともハードタイヤを履いている。バーレーンGPに持ち込まれているハードタイヤはC1で、2023年シーズンより新たに導入されたものだが、ここまで各車ほとんどこのタイヤを使っていなかった。

 初日をトップタイムで終えたアロンソが計測を行い、セクター1と2で全体ベスト、セクター3で自己ベストをマーク。1分33秒121でタイムシートのトップに躍り出た。2番手ハミルトン、3、4番手にサインツとルクレール、5番手にハードで走行を続けるフェルスタッペンというトップ5でセッションの折り返しを迎えた。

 後半に入ると一度ピットに戻るマシンも多く、コース上はまばらに。残り時間20分を切ると再び新タイヤを履いてコースへ出るマシンが増え始め、ランス・ストロール(アストンマーティン)が1分32秒919でトップに立ち、アストンマーティンの1-2体制となった。その後ラッセル、ハミルトンと立て続けにトップタイムを更新し、今度はメルセデスの1-2に。ハードで走っていたフェルスタッペンもソフトを投入し、1分32秒345でハミルトンを上回る。しかしすぐさまアロンソがフェルスタッペンを0.005秒上回り、トップは目まぐるしく入れ替わった。

 終盤は全車ソフトで走行し予選想定のアタックを行う。トップはアロンソ、2番手にフェルスタッペン、3番手はタイムを上げたペレスというトップ3でセッションは終了。4番手以下ハミルトン、ルクレール、ラッセル、ストロール、サインツ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)となっている。角田は1分33秒475で16番手だった。

■2023年F1第1戦バーレーンGPフリー走行3回目 リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps114F.アロンソアストンマーティン1’32.3401321M.フェルスタッペンレッドブル・レーシング1’32.34513311S.ペレスレッドブル・レーシング1’32.44612444L.ハミルトンメルセデス1’32.55517516C.ルクレールフェラーリ1’32.62421663G.ラッセルメルセデス1’32.73117718L.ストロールアストンマーティン1’32.91916855C.サインツフェラーリ1’32.94521981O.ピアストリマクラーレン1’33.045121010P.ガスリーアルピーヌ1’33.064131131E.オコンアルピーヌ1’33.116161224周冠宇アルファロメオ1’33.18013134L.ノリスマクラーレン1’33.202161420K.マグヌッセンハース1’33.381211527N.ヒュルケンベルグハース1’33.423231622角田裕毅アルファタウリ1’33.475151777V.ボッタスアルファロメオ1’33.62914182L.サージェントウイリアムズ1’33.665151923A.アルボンウイリアムズ1’33.882152021N.デ・フリースアルファタウリ1’34.08218