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スーパーフォーミュラの新車『SF23』シェイクダウンetc./鈴鹿ファン感謝デー初日トピックス

2023年03月04日 17:40  AUTOSPORT web

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2023鈴鹿ファン感謝デー スーパーフォーミュラ『SF23』ジェイクダウン
 3月4日、三重県の鈴鹿サーキットで、『2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』が開幕した。3月4~5日の2日間にわたって開催されるこのイベントは、F1やMotoGPをはじめ、全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGT、全日本ロードレース選手権など国内外の二輪、四輪カテゴリーのマシンとドライバー、ライダーが集うモータースポーツのビッグイベントだ。

 今年もモータースポーツシーズンの開幕を告げる催しとして開催される同イベントでは、現役のレーシングカーから往年のマシンまで幅広い車両デモランや、国内外で活躍するトップドライバー/ライダーや“レジェンド”と呼ばれるゲストによるトークショーなど、さまざまプログラムが実施される。ここでは『2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』開催初日に行われたイベントの一部をお届けする。

■新カラーリング&新チームが初お披露目

 3月6~7日に行われる第1回公式合同テストを前に、スーパーフォーミュラに参戦する22台のマシンが鈴鹿に姿を現した。2台がレッドブルカラーとなったTEAM MUGENをはじめ、初めてサーキットに姿を現したTGM Grand Prixのマシンが並び、新たなシーズンの訪れを感じさせた。

■スーパーフォーミュラの新型マシン『SF23』がシェイクダウン

 そして、スーパーフォーミュラでは2023年シーズンより新車『SF23』が投入される。3月6~7日に行われる第1回公式合同テストを前に、4日に『SUPER FORMULA SF23 The Shakedown』と題し、60分間のフリー走行が行われた。イベントの催しのひとつとはいえ、全チームが初めてSF23を走らせるシェイクダウンの機会となっただけに、このセッションは合同テストにも似た緊張感が漂うなかで実施された。

 なお、3月3日に実施されたスーパーGT GT500クラスのメーカーテストにて大クラッシュに見舞われた太田格之進は『2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』出演を見合わせることとなり、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの6号車は大津弘樹が代役としてステアリングを握ることとなった。

 シェイクダウンセッションでは、残り22分のところでラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)がヘアピンでストップし赤旗が掲示されるも、車両回収ののちに再開。トップタイムは大津が記録した1分37秒003。2番手タイムは宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)の1分37秒078、3番手タイムは小林可夢偉(Kids com Team KCMG)の1分37秒099となった。最多周回数を記録したのは佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)で17周となった。

■GT500、ハイパーカー、スーパースポーツも登場

 また、スーパーGTファン注目の『スーパーGT プレシーズンマッチ』では、ホンダNSX-GT、トヨタGRスープラGT500、ニッサンZ GT500の合わせて12台が国際レーシングコースを6周するデモレースが行われた。

 4輪&2輪の耐久レースファン注目の『凱旋! WEC&EWC 2022耐久チャンピオン』では、ジョシュ・フックの操るホンダCBR1000RR-Rと平川亮の乗るトヨタGR010ハイブリッドが登場。ただ、トヨタGR010ハイブリッドはスタートできず、デモランはホンダCBR1000RR-Rのみに。なお、2台の共演は明日も予定されている。

『2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』は、明日3月5日まで、鈴鹿サーキットで開催される。5日も『スーパーフォーミュラ・フリー走行』や、『新・永遠のライバル対決』、『スーパーGT GT500プレシーズンマッチ』など、さまざまなプログラムが実施される。

 イベント観覧券やオプションチケットについては、鈴鹿サーキットの『2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー』オフィシャルサイトを確認してほしい。

・2023 鈴鹿サーキット モータースポーツファン感謝デー オフィシャルサイト
URL:https://www.suzukacircuit.jp/msfan_s/