2023年03月04日 11:32 gooランキング
3位は「トンカツ」!
厚く切った豚のヒレ肉やロース肉などに小麦粉、溶き卵、パン粉を順番にまぶして衣を作り、油で揚げる「トンカツ」。銀座の洋食店「煉瓦亭」が明治時代に日本に伝わったフランス料理「ビールコートレット(仔牛肉のカツレツ)」を、日本人の舌にも合うようにと天ぷらの技法を用いてアレンジし、1899年に「ポークカツレツ」の名称で商品化したのが始まりだそうです。2位は「フライドポテト」!
拍子木切りや細切り、くし形切りなどにしたジャガイモを油で揚げる「フライドポテト」。肉料理やファストフードの付け合わせ、お酒のつまみとして世界中で広く親しまれている揚げ物です。アメリカやカナダでは「フレンチフライ(フランスの揚げ物)」と呼ばれていますが、フライドポテトがソウルフードとも言われるベルギーでは、同国発祥説を主張しているのだとか。1位は「鶏の唐揚げ」!
しょうゆや砂糖などで下味を付けた鶏肉に、片栗粉や小麦粉で衣を付けて油で揚げる「鶏の唐揚げ」。技法としての「唐揚げ」が文献で確認できるのは江戸時代初期ですが、現在のように鶏肉を使用するようになったのは昭和時代初期になってから。東京・銀座にある三笠会館の前身「食堂・三笠」の料理長が、支店の経営難を解決するために考案したメニューが原型とされています。