入社を後悔するような会社もある。キャリコネニュースには「仕事を即行で辞めた」ことがある読者から体験談が寄せられている。今回は兵庫県の50代男性(事務・管理/正社員/年収650万円)の体験談を紹介する。
男性は、建設コンサルタントの仕事をわずか1か月で辞めたことを振り返った。(文:コティマム)
退職者が続出「社員を使い潰してのし上がろうというのが見え見え」
この会社は家族経営の職場で、入社後にさまざまな事実が発覚した。
「面接時に確認した社会保険が、入社後未完備であることが発覚し、加入希望を伝えたら、『費用は会社が出すので国民健康保険と国民年金に個人で入れ』と」
「その他、過去に訴えられ労基の監査や(賃金)未払いが発生したので、土日祝用のタイムカードまで用意していた」
社長夫人が経理で毎日出社していたというが、労務管理は酷くずさんだった模様。職場の人間関係は「悪くなかった」というが
「社長のプライドと野望が高すぎて、社員を使い潰してのし上がろうというのが見え見え」
だったため、男性はキリのいい1か月で退職したと辞めた理由を綴った。
この会社はもともと「ベンチャー枠で安く公共事務所を借りていた」というが、その後退職者が続出。「社長宅が事務所になり、他職員は全員退職もしくは解雇」という、悲惨な状況に陥っていたという。退職について男性は「辞めて正解でした」としていた。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H