同じ新入社員として出会う同期とは、異性・同性関係なく仲良くやっていきたいものだ。しかし、東京都に住む40代の女性(既婚/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は新卒時、到底仲良くできそうもない同期がいたという。
「色んな人にターゲットを決めて同じことを繰り返した」
ドン引きした相手とは「就職先の研修中」に出会った。
「慣れない土地での寮生活で周囲を見に行こうと思っていたらある同期に『一緒に行こう。2人の方が楽しいよ』と声をかけられた」
当時、「まだ顔と名前が一致するくらいの間柄で今後の付き合いもあるから快諾。一緒に出ることに」と二つ返事で了承したものの、この男性が曲者だった。
「道中に言われたのが『お昼は僕が出すから夕食は君が出してね。公平でいいでしょう』それで行ったのが横浜。いわゆる定番の観光コースを回り、お昼は中華街かな、と思っていたら 『お昼はここにしよう』で連れていかれたのがファーストフード」
せっかく横浜観光に来ていたが、ファーストフードとは拍子抜けしたことだろう。しかし相手がおごることになっているため文句は言いづらかったかもしれない。しかしその同期は
「味は大体代わり映えしないから決めておいたよ」
とメニューも「勝手に安い系に決められた」という。 一方、夕食はと言えば……
「がっつりレストラン。『寮生活で食事も決められているから選ばせてね』とあらかじめ釘も刺された」
レストランの夕食とファーストフードでは金額の差が激しかったことは言うまでもないだろう。この行動に「引いた」という女性は「あなたとは2度と一緒に食事をしない」 とはっきり言って今後その人と一緒に行動することはなかったという。
「でも色んな人にターゲットを決めて同じことを繰り返したようで、研修終了時にはほぼフルボッコ。 『どうして支払額でこんなに差額があるのか』と聞いた人もいるんだけどへらへら笑って最後まで答えることはなかったらしい」
後でわかったことだが、その男性社員の行動には、こんな理由があったそうだ。
「あとで耳にした話ではターゲットは男女問わず『高学歴』。 専門学校でも短大でも大学でも高卒で就職した人よりは基本給が高い。高卒で就職したその人はそれが気に入らなかったみたいで『多く貰っている分を還元してもらおう』という考えでこのようなことをしていたとか」
なんともしょうもない理由である。女性は「数人でため息ついて『小っさい男!』と吐き捨てたのが忘れられない」と呆れた思い出を綴っていた。
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