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ミニがデビューポール獲得。飛雲・バーターは5番手【順位結果/FIA F3第1戦サクヒール予選】

2023年03月03日 23:00  AUTOSPORT web

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ガブリエレ・ミニ(ハイテック・パルスエイト)
 3月3日、2023年FIA F3の開幕戦となる第1戦サクヒールの公式予選がバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催され、アルピーヌ育成のガブリエレ・ミニ(ハイテック・パルスエイト)が最速タイムを記録。5日に行われる決勝レース2のポールポジションを獲得した。

 4日に行われる決勝レース1のスターティンググリッドは予選トップ12がリバースグリッドで決定されるため、フランコ・コラピント(MPモータースポーツ)が先頭からスタートを切る。日本とオーストラリアのハーフである飛雲(ヒュー)・バーター(カンポス・レーシング)は5番手で初のF3予選を終えている。

 F1の金曜フリー走行1回目直後に行われたF3の予選は、気温25度、路面温度35度というコンディションで30分間のセッションがスタート。アウトラップを終えた各マシンが1回目のタイムアタックに入り、まずガブリエル・ボルトレート(トライデント)がトップタイムを記録するも、トラックリミット違反でタイム抹消となり、ミニがトップに立つ。

 その後も各車がアタックを行い、カイオ・コレ(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が1分47秒670でトップに立つなか、セッション残り10分を切るとニュータイヤを装着して各マシンがピットアウトしていく。するとミニが1分47秒118を記録して再びトップに、2番手にはセバスチャン・モントーヤ(ハイテック・パルスエイト)が1分47秒476で続く。

 セッションも終盤となる残り3分では、ミニが自身のタイムを0.63秒上回る1分47秒055を記録して2番手以下を引き離す。最後のアタックではボルトレート、グレゴワール・ソーシー(ARTグランプリ)、オリバー・ゲーテ(トライデント)らが続々と自己ベストを更新するもミニには届かず予選はフィニッシュを迎えた。

 そして最終アタックでは、日本とオーストラリアのハーフである飛雲・バーターが1分47秒274というタイムを記録し、初のF3予選を5番手で終える結果を残している。2023年のFIA F3第1戦バーレーンのレース1は日本時間4日の18時15分から行われる予定だ。

■2023年FIA F3第1戦サクヒール 予選正式結果
Pos.No.DriverTeamTime115G.ミニハイテック・パルスエイト1’47.05525G.ボルトレートトライデント1’47.11238G.ソーシーARTグランプリ1’47.16646O.ゲーテトライデント1’47.190525飛雲・バーターカンポス・レーシング1’47.27067K.フレデリックARTグランプリ1’47.28374L.フォルナローリトライデント1’47.29082D.ベガノビッチプレマ・レーシング1’47.32091P.アーロンプレマ・レーシング1’47.3221017C.コレファン・アメルスフォールト・レーシング1’47.3711123J.マルティカンポス・レーシング1’47.3911210F.コラピントMPモータースポーツ1’47.3981324C.マンセルカンポス・レーシング1’47.4511414S.モントーヤハイテック・パルスエイト1’47.4761512J.エドガーMPモータースポーツ1’47.535169N.ツォロフARTグランプリ1’47.5931716L.ブラウニングハイテック・パルスエイト1’47.694183Z.オサリバンプレマ・レーシング1’47.7171911M.ボヤMPモータースポーツ1’47.8852018R.ヴィラゴメスファン・アメルスフォールト・レーシング1’47.9502120O.グレイロダン・カーリン1’48.2002226N.ベドリンイェンツァー・モータースポーツ1’48.2032331P.ウィスニッキPHMレーシング・バイ・チャロウズ1’48.5152429S.フローシュPHMレーシング・バイ・チャロウズ1’48.6592522I.コーエンロダン・カーリン1’48.6652621H.イェーニーロダン・カーリン1’48.6852719T.スミスファン・アメルスフォールト・レーシング1’48.6872828A.ガルシアイェンツァー・モータースポーツ1’49.1842930R.ファリアPHMレーシング・バイ・チャロウズ1’49.4653027T.バーナードイェンツァー・モータースポーツ2’01.193