百貨店業界初、三越伊勢丹が撮影サービスにAIモデルを導入　AI model社と協業

　三越伊勢丹が運営する「ISETAN STUDIO」が、AI model社と協業し、BtoB向けの新たな撮影サービスにAI技術で生成したファッションモデル「AI model」を導入すると発表した。百貨店業界でAIモデルの撮影サービスを導入するのは、今回が初となる。

　ISETAN STUDIOは、2019年4月に設立。BtoB向けの撮影サービスを提供しており、伊勢丹新宿店近くのパークシティイセタン1に専用スタジオを構えている。
　AI modelはAI技術でファッションモデルを生成し、アパレル企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援。顔や肌、髪の色、体型を調整可能で、各ブランドのオリジナルモデルを生成することができる。
　ISETAN STUDIOは、CREDITSと繊研新聞社の共催で3月22日から24日まで開かれるファッション・ライフスタイル雑貨展示会「PLUG IN | Editorial」に出展し、AI modelを用いた撮影サービスを22日に提供する。費用は1カットあたり税込1万1000円（最大1ルックまで）。

■「PLUG IN | Editorial」概要会期：2023年3月22日（水）～3月24日（金）時間：10:00～18:00 会場：EBiS303所在地：東京都渋谷区恵比寿1-20-8※最終日は10時から17時まで。公式サイト